EDIXA PRISMAT LTL / BOAHA-9 50㎜F2.8

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EDIXA PRISMAT LTL、一眼レフというと東独が有名ですが、ちょっと珍しい西独の一眼です。本来はEdixa 独特のバイヨネットマウントがありますが、東独が生み出したユニバーサルマウントのM42のもので、生産は1968年です。

BOAHA-9 50㎜F2.8は、ロシア(旧ソビエト連邦)が、1980年代中ばから1992年頃までモスクワの近郊のLZOS(リトカリノ光学ガラス工場)で製造した、50mm/f2.8の単焦点マクロレンズです。光学系の構成は5群6枚のガウス型、近接撮影時の最大倍率は0.5倍(ハーフマクロ)、通常の撮影でも普通レンズよりシャープな撮影結果が得られます。

マクロレンズ好きとして手に入れたレンズだが、絞りがガタガタでF5.6〜F8前後に絞ると星形のボケが出るので、マクロスイターのような、蕩けるようなボケ味が好きな者にとっては、使い勝手が悪く長らくお蔵入りをしていました。
最近は、インダスター61Lの☆ボケが注目され、BOAHA-9もにわかに注目を集めているようです。
時代が変わると嗜好も変わってくるものなのですね!!

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