- Camera Museum
- 19F 標準レンズ
- CHIYOKO SUPER ROKKOR 5cm f2.8
CHIYOKO SUPER ROKKOR 5cm f2.8
ミノルタがまだ千代田光学精工だった1948年から10年間ほど販売していたカメラ、「MINOLTA35」の標準レンズとして販売されていたのが今回のレンズで、元々はミノルタンの中でも人気の高い「CHIYOKO SUPER ROKKOR 45mm F2.8」、通称「梅鉢」が、MINOLTA35にセットとして売られていたレンズでした。このレンズは今日の標準フォーマットである、「ライカ判(24mm×36mm)」ではなく、「ニホン判(24mm×32mm)」に合わせて作られたレンズで、このレンズを基本設計はそのまま改良し、ライカ判に合わせたのがCHIYOKO SUPER ROKKOR 5cm F2.8 です。
3群5枚構成のレンズで、1800年代にクックが発明した3群3枚のトリプレットレンズの、前群を3枚張り合わせした構成のレンズです。先の発売の梅鉢スーパーロッコールの構成です。