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Carl Zeiss Pancolar 50mm f1.8 M42 ゼブラ
Carl Zeiss製標準レンズの名作は?と聞かれたら、恐らく「Planar 50mm F1.4」を挙げられるのではかと思います。非常に柔らかいボケ味の中にも芯の通ったシャープさを魅せてくれるPlanarの描写はCarl Zeissの神髄とも呼べるレンズです。では、東側のZeissの標準レンズは、このPancolar 50mm F1.8では無いかと思います。ボケだけが魅力では無いと感じさせてくれる「力強いコントラスト」「クッキリシャープ」な描写は、「東側Zeiss製名作標準レンズ」と言えるレンズでは無いかと思います。 資本主義と社会主義経済による認知度の違いにより、Planarに比べると光の当たらない立場に置かれていたレンズですが、その評価はもっと知られていても良いのでは無いでしょうか ………
標準レンズ Carl ZeissFortune Lens
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Konica FTA/Hexanon 52/1.8
Konica FTA / KONICA Hexagon 52mm F1.8
標準レンズ KonicaFortune Lens
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Auto-Quinon 55mm/f1.9 Nex Ver.
Steinheil から、1956年に発売されたシルバー鏡胴モデル「Auto-Quinon 55mm/f1.9 silver」は、「Exakta/PRAKTINA/M42/L39」のマウントが用意されました。製作したのは、PRAKTINマウントのNex Ver.です。 Macro-Quinon 55mm/f1.9は、以前から所有していたので、Auto-Quinon 55mm/f1.9との撮り比べがしてみたく探していました。ようやく手にすることが出来たので、マウントを取り外しました。取り外すと言うよりもアルミダイキャストボディにマウントが形成されているので、マウントをフライス盤で削り取り、Newのマウントとインフを合わせてドッキングしました。 Auto-Quinon 55mm/f1.9をダブルヘリコイドにして、マクロにしたとの記述を読みましたが、光学系は一緒でも、写りは別物です。因みに、マクロスイターとスイターは、最短撮影距離の違いで、写りの違いは認められませんでした。Quinonは、カミソリの刃の如く1mmあるかないかのピントの範囲は、想像を遙かに超えていました。 被写体が背景から浮き出る描写が得られそうなので楽しみです。
標準レンズ SteinheilFortune Lens
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Auto–Takumar 55mm f1.8 zebra
旭光学工業において1958年に誕生した「PENTAX K」のセットレンズとして発売された、Auto–Takumar 55mm/f1.8 zebra です。50年代に流行したゼブラ柄で、ペンタックスでは唯一のゼブラ柄のレンズです。 目視による確認では、外観殆どスレキズが無く、新品同様超美品です。
標準レンズ 旭光学工業Fortune Lens
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このレンズが大好き! 禁断の描写! Contaflex-Tessar
カメラは使わなくても壊れる。何年も使わないでいたら、カメラの調子が悪くなっていた。 分解して修理するのが本筋なのだろうけど ……… Contaflex 見た目はみんなそっくりさんなのに、中身は別人、以前分解するまで分からなかった。 今回は、Tessar 50mm F2.8を、L39ライカマウントで、新規製作! ミラーレスデジタルが登場して、一度味わってしまった、禁断の描写! 濃厚にして芳醇な彩り、決して諄い色合いではなく、背景に優しく溶け込んでいく柔らかな描写! 点光源を入れると、上品なバブルボケが現れる。 テッサーは、トリプレットレンズの進化形なのだろか ………
標準レンズ コンタックスFortune Lens
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魅惑のフランスのレンズ Angenieux 45mm
ここ数年、フランスのレンズに填まっています。 ハロと滲みボケが、魅惑的なレンズです。 レチネッテのボディに付いていました。 ドイツのカメラがフランスで販売される時に、フランスのレンズが付いている事が多いです。
標準レンズ KODAK/ANGENIEUXFortune Lens
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AUTO YASHINON 5.5cm/f1.8《富岡光学製:後期型》(M42)
AUTO YASHINON 5.5cm/f1.8《富岡光学製:後期型》(M42) 1960年に自社初の一眼レフ (フィルム) カメラ「YASHICA PENTAMATIC」を発売した際に、その標準レンズとして登場しています。独自マウント規格を採用していた バヨネットマウントでしたが、その僅か1年後にマウント規格を、「M42マウント化」します。そこに登場したのが、「YASHICA PENTA J」であり、1961年にセットレンズの「AUTO YASHINON 5cm/f2(M42)」です。5cm/f2は、半自動絞り方式を採っていましたが、後期型は自動絞り、f1.8とグレードアップしています。 このレンズの一番の特徴は、クロームシルバーの輝きでしょう ……… 国産のレンズで、全身をクロームで着飾っているレンズはあまり見たことがありません。 それだけで注目に値するレンズです。クロームの輝きが、上手く撮れそうな予感をさせてくれるレンズです。
標準レンズ ヤシカFortune Lens
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MIRANDA 5cm F1.9 Miranda-M4/3
ミランダと言えば、ZUNOW 5cmF1.9 が気になるレンズですが、中々手にすることが出来ないので、Miranda 5cm F1.9 で楽しんでいます。 Mirandaの標準レンズで、元は、MIRANDA-EOSマウントでしたが、ルミックス G1の発売の頃にM4/3 に作り直したマウントです。鏡胴径が違うので、ねじ穴が複数空いています。
標準レンズ ミランダ 昭和Fortune Lens
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Ernst Abbe Jena T 1:2.8/50
今回、経営思想史 エルンスト・アッベ & 経営自主体思想 カール・ツァイス と言う本を入手することが出来たので、「エルンスト・アッベ」と言う名を冠したレンズを大事に保管しているのでご紹介します。 エルンスト・アッベ、自分の記憶では、個人名称が記されたレンズは、ニコラ・ペルシャイドとエルンスト・アッベのレンズしかないような気がします。(ニコラ・ペルシャイドもその内に紹介します。) T 1:2.8/50 、Tは「Tessar」の略で、戦前戦後を通じて世界中で一番製造されたレンズではないでしょうか? ネーム無しのレンズは、生産数が多いのでよく見かけますが、ネーム入りはこの十年で一度見かけたぐらいで珍しいレンズだと思います。 エルンスト・カール・アッベ(Ernst Karl Abbe HonFRMS、1840年1月23日 - 1905年1月14日)とは、ドイツの物理学者・光工学(英語版)者・実業家・社会改革者である。 オットー・ショットやカール・ツァイスとともに、数々の光学機器を開発し、また、顕微鏡、天体望遠鏡、プラネタリウムなどの高度な光学システムを製造するドイツのメーカー、カール・ツァイス社の共同経営者でもあった。 物理学者、実業家としての知名度が高いですが、社会改革者としての活躍を見逃してはいけない気がします。当時、経営者が1日14時間労働か12時間労働か議論をしていた時代に、9時間労働を規定したものであり、1900年4月1日には念願通り8時間労働を実現、労働組合の設立など現在の労働時間の先鞭をつけた人物なのです。 年金基金と免責補償基金を創設したり、1889年、アッベはカール・ツァイス財団を設立しました。この財団の目的は、「経済的、科学的、技術的な未来を確保し、これにより従業員の雇用保障を向上させること、従業員の成功は、出自・宗教・政治的見解などではなく、能力と実績のみに基づくものであることを強調するなど、1896年にはツァイス光学工場を、利益分配のある協同組合に改組しました。 経済学者としてアダム・スミス(経済学の父)、カール・マルクス(資本主義経済の発展・動態を分析し、さらに共産主義経済学を唱道)、ジョン・メイナード・ケインズ(ケインズ経済学の創始者)の3名が挙げられますが、エルンスト・アッベ経営思想、とても興味深い内容なのでもう少し掘り下げてみたいと思います。
標準レンズ カール ツァイス イエナ 令和Fortune Lens
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Miranda 5cm F2.8
ミランダSに付いているのが、 ソリゴールミランダ50mmF2.8 藤田光学製です。 藤田光学は、1957年に日本で一番最初に 一眼レフ用のレトロフォーカス広角レンズ 35mmF2.5を開発し世界に輸出したメーカーです。 その藤田光学製の ミランダ用標準レンズが このソリゴールミランダ50mmF2.8です。 解放からの解像力が高く、収差も少なく、目で見た自然な感じに描写するレンズです。
標準レンズ ミランダ 令和Fortune Lens
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Ernst Ludwig Meritar 50mm F2.9 三姉妹
Ernst Ludwig Meritar 50mm F2.9 初期、中期、後期、三姉妹、左から長女、次女、三女です。 デザインに時代背景が反映されています。 デザイン(意匠)の違いで、指先の感覚が違って別のレンズの様です。 レンズ構成は同じですが、コーティングに違いがあります。 三枚玉のトリプレットなので、バブルボケも楽しめます。
標準レンズ メーヤー 平成Fortune Lens
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マクロズミクロン & マクロエルマー
ズミクロン、エルマーなどのレンズを、最短撮影距離の1mまでしか近寄れないのは非常に寂しいです。 折角の高解像度の、ズミクロン、エルマーなどのL39マウントのレンズを、ライカ純正 VSP00 可変チューブ + Nex マウントアダプターで使用すると、等倍以上のマクロ撮影が出来ます。 純正可変チューブと、純正中間リング、M50mm-Nexマウントアダプターで構成されています。 エルマーの拡大写真は、1.5倍の拡大撮影、ズミクロンで撮影しています。 ズミクロンの初期のLマウントレンズは、特に解像度が良いと思います。
標準レンズ ライカ 平成Fortune Lens
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CANON ATOM LENS FL 50mm F1.4
このレンズは「酸化トリウム」配合することで、屈折率を調整し「4群6枚のオーソドックスなダブルガウス型」でこのスペックを実現、歴代のキヤノンの一眼レフ用の「50mm f1.4」のスペックの標準レンズの中では明らかにワンランク上のレンズです。CANON FL 50mm F1.4は、初期型、1型、2型と3種類ありますが、初期型の性能がずば抜けていい気がします。 ズミクロンをはじめ、この頃のハイスッペクレンズには、「酸化トリウム」が配合されていて、俗に言う「アトムレンズ」です。
標準レンズ CANON 平成Fortune Lens
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Simlar 5cm F3.5
ライカ エルマー 50mm F3.5 のそっくりさんです。
標準レンズ 東京光学 平成Fortune Lens
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Som Berthiot Paris 50/2.8
Som Berthiot Paris 50/2.8 フィルムカメラから取り出したレンズをNexマウントにしました。 Som Berthiotと、強欲の魔女と呼ばれるエキドナの雰囲気が出るレンズでは無いでしょうか ………
標準レンズ SOM BERTHIOT 不明Fortune Lens