Ernst Abbe Jena T 1:2.8/50

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今回、経営思想史 エルンスト・アッベ & 経営自主体思想 カール・ツァイス と言う本を入手することが出来たので、「エルンスト・アッベ」と言う名を冠したレンズを大事に保管しているのでご紹介します。

エルンスト・アッベ、自分の記憶では、個人名称が記されたレンズは、ニコラ・ペルシャイドとエルンスト・アッベのレンズしかないような気がします。(ニコラ・ペルシャイドもその内に紹介します。)
T 1:2.8/50 、Tは「Tessar」の略で、戦前戦後を通じて世界中で一番製造されたレンズではないでしょうか? ネーム無しのレンズは、生産数が多いのでよく見かけますが、ネーム入りはこの十年で一度見かけたぐらいで珍しいレンズだと思います。

エルンスト・カール・アッベ(Ernst Karl Abbe HonFRMS、1840年1月23日 - 1905年1月14日)とは、ドイツの物理学者・光工学(英語版)者・実業家・社会改革者である。
オットー・ショットやカール・ツァイスとともに、数々の光学機器を開発し、また、顕微鏡、天体望遠鏡、プラネタリウムなどの高度な光学システムを製造するドイツのメーカー、カール・ツァイス社の共同経営者でもあった。
物理学者、実業家としての知名度が高いですが、社会改革者としての活躍を見逃してはいけない気がします。当時、経営者が1日14時間労働か12時間労働か議論をしていた時代に、9時間労働を規定したものであり、1900年4月1日には念願通り8時間労働を実現、労働組合の設立など現在の労働時間の先鞭をつけた人物なのです。
年金基金と免責補償基金を創設したり、1889年、アッベはカール・ツァイス財団を設立しました。この財団の目的は、「経済的、科学的、技術的な未来を確保し、これにより従業員の雇用保障を向上させること、従業員の成功は、出自・宗教・政治的見解などではなく、能力と実績のみに基づくものであることを強調するなど、1896年にはツァイス光学工場を、利益分配のある協同組合に改組しました。

経済学者としてアダム・スミス(経済学の父)、カール・マルクス(資本主義経済の発展・動態を分析し、さらに共産主義経済学を唱道)、ジョン・メイナード・ケインズ(ケインズ経済学の創始者)の3名が挙げられますが、エルンスト・アッベ経営思想、とても興味深い内容なのでもう少し掘り下げてみたいと思います。

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