死の舞踏

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「死の舞踏(ダンス・オブ・デス)」は14世紀、中世末期に始まった芸術的モチーフのひとつ。ペストが流行ったことが影響したとの話も。

作品からは、生前は異なる身分でそれぞれの人生を生きていても、ある日訪れる死によって無に統合されてしまうという死生観が見られる。

この絵は19世紀に刷られた木版画で、司教が骸骨の姿をした「死」に手をとられている。

背景には沈みゆく太陽がかかれ、生が終わることが暗喩されている。

5年ほど前に「死の舞踏展」があった際に、会場で購入したもの。

#イギリス #アンティーク #版画

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