ローマングラス

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古代ローマ時代(紀元前27年〜395年)に作られた1600〜2000年前のガラス。銀化により虹色の遊色が見られる。

銀化は、ガラスの成分が周りの土に含まれる鉄や銅、マグネシウムなどと化学変化を起こすことで起こるとされる。

長く土に埋まっているほど、銀化した層が複雑になり、光の反射が複雑になってきれいに遊色が起こるそう。

ペンダントなどアクセサリーに加工されて売られることも。

アイテムとしては珍しくないが、まったく同じものはないので、気に入った色味や形は一期一会。

これはそのままのカケラの状態だが、はっきりと虹色に遊色が出ているのと、丸みを帯びたカーブが瓶の肩の部分なのではと思われ、元の姿に思いをはせられるところに惹かれた。

なお、古代ローマ時代のアイテムは、ほかにも蒐集している。

https://muuseo.com/Mayu_I_ofugutan/items/12

おそらく貴族の子どものものの金の指輪。

https://muuseo.com/Mayu_I_ofugutan/items/94?theme_id=33462

ゲームや賭けに使われたサイコロ(ダイス)。

これらは珍しい蒐集物となる。

#博物

古代ローマ時代のダイス
2〜3世紀の古代ローマ時代のダイス(サイコロ)。サイコロ自体、人の運命をイメージさせるアイテムで博物蒐集家としてはロマンを感じます。 真っ先に頭に浮かんだのが、時代は数百年前ですが、古代ローマということで『賽は投げられた』(カエサル)、そして『神はサイコロを振らない』(アインシュタイン)『人はサイコロと同じで、自らを人生へと投げ込む』(サルトル)など。 もしかしたら、そんなカッコいいものではなく、歴代の持ち主の中ではゲーム(博打)で身を滅ぼした人もいるかもしれませんね。 いずれにせよ、中2心をくすぐるロマンあるアイテムです。 なお、転がしたときの音などはリンク先2枚目の動画を参照。 https://www.instagram.com/ofugutan/p/CYN3np6r2pB/?utm_medium=copy_link #サイコロ #ダイス #遊戯 #博物蒐集
https://muuseo.com/Mayu_I_ofugutan/items/94

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