ストロマトライト

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シアノバクテリア(藍色細菌)は20億年以上前に出現し、地球上で初めて光合成で酸素を作る能力を獲得したとされる原核生物。

ストロマトライトは、そのシアノバクテリアの活動により沈殿した炭酸塩や表面に付着した堆積物が層状に積み重なって化石化したもの。

子どもの頃、NHKの番組「生命」で生き物が陸上生活へ進化するきっかけとして出てきて、印象に残っていたので欲しかった。

縞模様を調べると、日周期、年周期などの周期性を読み取れることがあるそう。

それによると、約8.5億年前のストロマ トライトから求められた1日の長さは約20.1時間。

当時の地球は現在の1.2倍もの速さで自転していたというのが興味深い。NHKの番組「生命」では、海ができたころの月は今より地球に近く、5倍の大きさに見えたといっていたから、これに関係しているのだろう。

なお、月は現在も地球から少しずつ離れていっている。

#化石 #地学 #鉱物 #博物蒐集

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