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アンモナイトの化石
昨日10月14日は『化石の日』だそうで、アンモナイトの化石。前の投稿のアンモライト同様、カナダへオーロラを見に行ったときに購入。 https://muuseo.com/Mayu_I_ofugutan/items/125?theme_id=33597 移動中に立ち寄った化石がたくさん売られている場所で無造作に箱に複数アンモナイトの化石が入っていた。1つのアンモナイトを切断してできた2つがワンセットに。 断面図が磨かれており、裏には真珠層が虹色を出している。 この真珠層をはぐと独特の模様が出て美しいし、種の判別もしやすい。 アンモナイトの化石のコレクターは真珠層を剥いだものを磨いたものを好む人もいるのでは。 #化石 #博物蒐集
化石 カナダの化石ショップ 2014ofugutan
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ストロマトライト
シアノバクテリア(藍色細菌)は20億年以上前に出現し、地球上で初めて光合成で酸素を作る能力を獲得したとされる原核生物。 ストロマトライトは、そのシアノバクテリアの活動により沈殿した炭酸塩や表面に付着した堆積物が層状に積み重なって化石化したもの。 子どもの頃、NHKの番組「生命」で生き物が陸上生活へ進化するきっかけとして出てきて、印象に残っていたので欲しかった。 縞模様を調べると、日周期、年周期などの周期性を読み取れることがあるそう。 それによると、約8.5億年前のストロマ トライトから求められた1日の長さは約20.1時間。 当時の地球は現在の1.2倍もの速さで自転していたというのが興味深い。NHKの番組「生命」では、海ができたころの月は今より地球に近く、5倍の大きさに見えたといっていたから、これに関係しているのだろう。 なお、月は現在も地球から少しずつ離れていっている。 #化石 #地学 #鉱物 #博物蒐集
化石 東京サイエンス 2018年頃ofugutan
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羽毛恐竜か白亜紀の鳥類の羽入り琥珀 :バーマイト
ミャンマーの白亜紀の地層から発掘された羽入り琥珀。組織がはっきり確認でき、羽の形も美しい。 バーマイトは、ミャンマーのカチン州フーコンバレーと呼ばれる地域でのみ産出される琥珀のこと。産出される琥珀の中でもっとも古いという。 琥珀の産地はバルト海やドミニカが有名だが、バーマイトは産出量が少ない上、だいたい中国へ輸出される。しかもミャンマー政府は原石の国外持ち出しを厳しく制限しているそう。 さらに、いつまで入手できるか懸念もある。 約1億年前の恐竜の羽や新種のカニ、昆虫が続々発見され、バーマイトは古生物学者から注目されているが軍事問題で物議を醸しているということ。 ミャンマーは国軍と少数民族で内戦状態が続いていて、ミャンマーの琥珀について書いた論文を拒否する科学誌があるなど、琥珀の研究をボイコットする動きがあるそうだ(2021年朝日新聞より)。 https://www.asahi.com/amp/articles/ASPCD678JPCDULBJ00K.html ということで、価格3万円は予算オーバーだったが購入。恐竜の羽だけだったら2万円くらいのもあったが、この琥珀は羽の形がそのまま残っており、一目惚れだったのだ。 写真2、4枚目はバックからライトで照らしている。 ブラックライトをあてたら、ドミニカのブルーアンバーと同様に蛍光が認められた(写真5枚目)。 写真6、7枚目はヤフオク掲載の写真。顕微鏡で拡大されたものかと。いかにもフェザーである。 #化石 #琥珀 #恐竜 #博物 #理科
約15×7×2mm 化石 ヤフオクofugutan
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琥珀(虫入り)
琥珀は、数千万年~数億年前、地上に繁茂していた樹木の樹脂が土砂などに埋もれて化石化した「樹脂の化石」。 宝石として、昔から扱われてきた。宝石といえば基本は鉱物。真珠や珊瑚や鼈甲やアンモライトなど動物由来もあるが、植物由来はジェットと琥珀くらいか。 虫入りの琥珀といえば、『ジュラシックパーク』だろう。琥珀の中の蚊から恐竜のDNAを取り出して恐竜を産み出したという話だ(現実的には劣化しすぎてて無理だが)。 当時、家族で映画を観に行こうとなり、セレクトは末っ子の私に任されたが、選んだのがジュラシックパーク。『水の旅人』(同じ時期上映のホーム向け映画)じゃなくていいの?と言われたけど、大人的、特に父にとっては万々歳だったのでは。 しかし、ちょうど「ジュニア朝日年鑑」で琥珀からDNAを、という話を読んでいたため、家族の中で一番私が詳しかったのであった。 ということで、想いで深い「虫入り琥珀」は1つ持っておきたかった。やはり、蚊みたいな羽虫を選んだのがこだわりだ。 なお、琥珀は偽物も多い。飽和食塩水に浮かべると、琥珀だと浮き、プラスチックだと沈む判別法がある。 #琥珀 #アンバー #化石 #ジュラシックパーク
化石 2〜2.5 ネットショップofugutan
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スピノサウルスの歯の化石
スピノサウルス(学名:Spinosaurus)は、後期白亜紀セノマニアン期のアフリカ大陸に生息していたとされる恐竜。ジュラシックパークシリーズで最強の恐竜として登場し、有名に。 推定全長は約14メートル、推定体重は約10トンと考えられている。 ワニに類似する細長い吻部や、表面に縦皺の走る円錐形の歯、頭頂部の小型の鶏冠、高さ2メートル近くに達する椎骨の神経棘が特徴とのことで、魚を食べていたと考えられている(wiki調べ)。 確かにこの歯の化石も円錐形で縦皺があり、特徴が出ている。 また、販売されてた中では1番表面のエナメル質が残っていて、すすめられたので購入。そして、店の人はミネラルショー最終日だったのでサービスでまけてくれたのであった。 #化石 #恐竜 #スピノサウルス #博物 #ジュラシックパーク
化石 ミネラルショー 2018ofugutan
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ケオン
ケオン。パプアニューギニアのインドネシア海域~インドネシアでとれる。 真珠が貝から形成されるように、ケオンは珊瑚によって形成されるとか。1000年以上育った珊瑚より作られ、珊瑚が死んで壊れないと採取できない。さらに海によって崩れるのもあるため貴重とのこと。 アンモナイトみたいな、ころんとした先の丸い部分だけ売られてることもあるけど、シダ植物みたいなこの形状だと、珊瑚由来も納得である。 シャーマンや祈祷士に珍重されてたそう。パワーストーンとしてはまだ認知度が低いが、とにかく運気を上げるとか。しかしサイコパス的な、空気を読めない上げ方なので注意とのこと。 こういう珍妙で妖しさのあるものは、とても『驚異の部屋』らしいアイテムだと思います。 #珊瑚 #パワーストーン #呪術
化石 ネットショップ 2018ofugutan