The Beatles / Revolver (UK, mono, Parlophone ‎– PMC 7009) <August 5, 1966> その①

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The Beatles / Revolver (UK, mono, Parlophone ‎– PMC 7009) <August 5, 1966> その①

(1) 1 XEX 605-2 GG
(2) 1 XEX 606-1 GP

First issue with XEX-606-1 matrix number on Side 2 contains withdrawn version ("Remix 11") of "Tomorrow Never Knows"."Dr. Robert" on both record label and sleeve. Flipback cover printed and made by Garrod & Lofthouse Ltd.

あの名盤 "Revolver" のファースト・プレス「605-2/606-1」です。

ジャケットはGarrod & Lofthouse製のコーティング・ジャケで、裏ジャケの3方が折り返しのフリップ・バックになっています。スリーブは"PATENTS APPLIED FOR"と書かれたプレーン・スリーヴ(特許が取れた日時を知ってる方は教えて下さい)。ラベルはY&B Parlophone、"SOLD IN UK - " 記載で、KTのタックス・コードがあります。B面4曲目は"DR. ROBERT"表記です。

プレス初日に急遽"Tomorrow Never Knows"のマスターが差し換えになったためわずか半日ほどしかプレスされなかった「マトリクス606-1」の存在も、今ではすっかり常識になりました。でも、この「withdrawn version」とか「Remix 11」と呼ばれる"Tomorrow Never Knows"は・・・近年まで誰も違いに気がつかなかった理由が、聴けば分かります(おんなじやんけ!)。

実際「レア」なのは確かですが、高額なだけで、ちょくちょく見かけます。オークションでもよく出品されていますね。近年のマーケットを見ていると、価格は並盤で2万5000円・美品で5万円・極上品で10万円ぐらいの感じかなと思います。

マザーは数字なので「1」が最初で、スタンパーは「 G R A M O P H L T D 」の順で1から0を意味することになっていますので「G」が最初です。このコピーはスタンパー「GG」と「GP」、つまり「11」と「16」とかなり後のものなので、意外とたくさんプレスされたのかもしれませんね。

https://www.youtube.com/watch?v=pHNbHn3i9S4

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