- woodstein Museum
- 3F サブカルチャー本
- 日本懐かし映画館大全 大屋尚浩著
日本懐かし映画館大全 大屋尚浩著
2017年12月25日発行。ちなみに私が手にしているのは2刷ですので、このような内容の類いの書籍でもそれなりの需要があったということになり、それが確認できただけでも有意義でしたね。本展示アイテムは、辰巳出版の「日本懐かし大全シリーズ」の中で企画されたもので、他には例えば、鉄道、プラモデル、文房具、自販機、私の興味のあるところではウルトラマングッズやソノシートなどを対象としたもの、挙句の果てには「昭和ラブホテル」で一冊作り上げてしまったみたいですが、さすがにそこまでは食指は動きません。
それで本書ですが、著書名からもわかるとおり、現存、または消滅してしまった昭和の雰囲気漂う映画館について、写真とコメントで紹介していくというもので、全編カラーなのが嬉しい半面、白黒でしかその姿が残っていないような劇場については触れられていないのが残念ではあります。また、私自身のことで言うと、東京やその近郊の劇場が守備範囲でしたから、そのエリアに絞ってもっと多くの劇場を紹介して欲しかったという希望もあり、店頭で本書を見つけたときにはどうしようか迷ったものの、結局購入してしまったのは、新宿プラザ、渋谷パンテオン、日比谷みゆき座などの馴染みの劇場の旧景が収録されていたからで、やはり懐かしさには抗えませんでした。
あと本書で少し良かったと思えたのが4つのコラム、前売り券、ロビーカード、パンフレット、情報誌・映画専門誌に触れた記事で、内容的には相当薄いものでしたが、採り上げてくれただけでも御の字かな。いずれ、別の機会に私なりに触れてはみたい事項です。
#映画館 #日本懐かし映画館大全 #大屋尚浩
toy ambulance
2021/01/24woodsteinさん
たくさんの「いいね」、ありがとうございます。
本題についてですが、昔は大阪でも町々に映画館があり、小学校から近くの阪南松竹へ映画を見に行った記憶があります。
記憶にある内容を資料と照らし合わせて、おそらく「南海漂流」だったと思います。
その劇場では、「砂の器」と「サンダカン八番娼館 望郷」の二本立てを見たのが最後だったと思います。
あと、大阪市南部では田辺キネマが2012年まで頑張っていました。
12人がいいね!と言っています。
woodstein
2021/01/25toy ambulanceさん、コメント有難うございます。本書に登場する大阪の劇場は「千日前国際シネマ・国際劇場」「千日前セントラル」なのですが、御存じですかね。私は東京の住人ですので、大阪の劇場には殆ど行ったことはありませんが、それでも若かりし頃に「三番街シネマ」「OS劇場」を訪れたことはあり、その件については僅かながらコメント欄に認めたことはありますが、いずれまとめて触れてみたいと思っています。
あと、『砂の器』と『サンダカン八番娼館 望郷』ですか。前者はテレビで観たのが最初だったかな。それよりも後者の方が印象深いですね。この作品と『旅の重さ』の頃の高橋洋子は眩いばかりに美しく、だからこそ、これらの作品より前に観た『悪魔の手毬唄』での扱いを、思い起こすにつれ、少し腹立たしく感じたものでした。
11人がいいね!と言っています。
toy ambulance
2021/01/25道具屋筋にあった千日前セントラルには何度か行ったと思います。
暫く足が遠のくうちに閉館していました。
この劇場は名画座とはいうものの独立系のロードショー館のイメージがあったのですが、今回、あらためて調べてみるとセントラル映画社と言うGHQ系の配給会社の系列館だったみたいです。
色んな意味で昭和史を背負っていたんですね。
8人がいいね!と言っています。
13f_shizu
2021/01/24これは魅力な本ですね
早速探してみたくなりました
13人がいいね!と言っています。
woodstein
2021/01/2513f_shizuさん、コメント有難うございます。本書は「港町キネマ通り」というサイトを書籍化したもので、まずはそちらを覗いてみたらいかがでしょうか。
http://www.cinema-st.com/
また、それ以外に私がよく見る映画館サイトとして「懐かしの映画館たち」というのもあります。
http://www.holysnow.com/movie/oldtheater/frame.html
17人がいいね!と言っています。
13f_shizu
2021/01/25woodsteinさん
わざわざありがとうございます
このサイトもまた面白そうですね
昔からの映画館は良い雰囲気が漂ってますね
いい勉強になります
ありがとうございます
8人がいいね!と言っています。