読むだけで通になるクラシック面白エピソード 宮本英世著

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 2002年3月1日発行。「通になる」かどうかはともかくとして、面白さは掛け値なしです。エピソードは全部で40題、中には大したことないお題もありますが、大半は初耳、若しくは知識が曖昧なものだったので、入手したときに一気に読んでしまいました。それまでクラシック音楽の知識というと、その源は個々の作曲家の伝記だったり、CDジャケットの解説文だったり、「レコード芸術」の記事だったりしたのですが、そこから得られる断片的な知識の隙間を埋めてくれるような感覚にしてくれ、各エピソードを読んでから、そこに登場した曲を改めて聴くと、それまでとは違った聴こえ方がしたものもありました。まあ、飲みに行ったときの雑談のネタには使えそうな気がしましたが、相手もそれなりにクラシックの知識がなければ理解してもらえそうになく、せっかく仕入れてもその捌け口と見出せないのが現状のようです。
#クラシック音楽 #宮本英世

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