ピアニストの休日 宮沢明子著

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 1980年10月10日発行。本書が発刊された少し前、著者はNHK教育の「ピアノのおけいこ」の講師を担当、そのとき「あきこ」ではなく「めいこ」というのを知りましたが、これは余談。本書は経験譚、御自身の音楽観、及びピアニスト志願者へのメッセージの三部構成のエッセイですが、執筆当時、彼女はまだ39歳だったということもあり、今読み返してみても内容がそれほど濃いとは思えません。ただ、その後もピアニストとして現在まで活動し続け、それなりにキャリアを積み重ねたことを知っている立場からすれば、その前半生の記録はそれなりに興味があります。といっても、最も関心を引いたのは、本書の巻頭に収録されている井口愛子とその門下生との集合写真で、著者の他に若かりし頃の野島稔や中村紘子も一緒に写っており、まあ、それだけでも本書を展示・登録してもいいのかなと思えます。
#クラシック音楽 #宮沢明子

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    chirolin_band

    2021/06/08 - 編集済み

    その明子さんも、故人になられてしまいましたね……

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      woodstein

      2021/06/08

       chirolin_bandさん、コメント有難うございます。そうですね、もう2年になりますか。訃報を知ったのが逝去されてから数か月後でしたので、Muuseoで追悼するタイミングを逸してしまったのですが、その夜には、宮沢明子のモーツァルトの演奏を収録したCDを少しまとめて聴いたことを覚えています。

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