2019/6/26 和田川の球状岩

初版 2019/06/27 18:04

改訂 2022/09/07 12:42

公開日:2019/06/26

”常願寺川支流和田川第2発電所付近の支谷の転石としてトロニエム岩質ミグマタイト中の球状岩を産出する”と記載があります。現地へのアクセスは有峰林道で冬季は通行できません。6月上旬開通を確認し、有峰湖から祐延峠経由で小口川を下る計画です。小型車1900円も2箇所の産地を見学、あわよくば採取できれば安いものです。

途中、カモシカと見つめ合い、到着した第2発電所は立ち入り禁止の看板とゲート。大人が捕まったら恥ずかしいので乗り越えるのはやめましょう。小口川上流の産地に向かいます。ところが、小口川線は7月上旬まで冬季通行止めです。Uターンして帰りましょう。

和田川は急峻なV字谷で、河床には死ぬ気で降りなければなりません。死ぬのが嫌なので降りません。道路にゴロゴロ落ちてる落石は粗い粒子の結晶質石灰岩で白くて綺麗です。

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球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

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