2021/3/16 発見"美杉球状花崗岩"

初版 2021/03/16 19:37

改訂 2022/09/07 12:43

公開日:2021/3/16

Natural monument 球状花崗岩

◼️津市指定天然記念物(平成17年4月20日指定)三重県津市美杉町下多気

2002年9月、美杉トーナル岩体より球状花崗岩が発見されました。2005年に津市(旧美杉村)の天然記念物に指定されます。三重県担当営業だった当時、美杉ふるさと資料館に無雑作に置かれた標本を記憶しています。

工事による掘削により球状花崗岩の岩体が露出したようで、残土を処分した場所に沢山眠っているとの想像はつきますが、時遅し!工事関係者の保管も想像できますが、伝手なし!ヤフオクでの出品を見つけ、アイテム追加と思いきや、見事に撃沈!されど、情報はいただきました。出品者の「美杉町下之川八手俣川の転石として見つかった」に加えて画像から、母岩は花崗閃緑岩〜石英閃緑岩のようです。論文にあるアプライト質の白い石ばかりを探していました。下多気〜下之川の範囲を再度調べる必要がありそうです。

津市役所で情報収集「発見当時、球状花崗岩の大きな転石が河原にゴロゴロしていたようです、工事で露出した露頭は埋め戻され現在確認できませんが、転石は今でも拾えるかもしれません」情報いただきました。

ペーロケで有力と考えていた河原、見つけてしまいました。

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球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

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