2021/1/14 菊面石アーカイブ

初版 2021/01/14 17:56

改訂 2022/09/07 12:43

公開日:2021/1/14

国の天然記念物、白石の球状閃緑岩は"菊面石"と呼ばれ、江戸時代の石の書物である雲根志に、ナンダモンダの名で得体の知れない石として登場します。論文には白石市街地から東へ約5kmの所に500mほど離れて2箇所の露頭が記述されています。宮守産球状岩の調査報告書(2005)には白石での2004年調査では露頭が発見できなかったとあり、取り尽くされたのかもしれません。地元では、菊面石神社・いきいきプラザ・ふれあいプラザ・遠刈田温泉・白石女子高等学校・犬卒塔婆の民家などで観れるようです。

展示の標本は2019年にヤフオクで入手しました。乃木神社の奉納石や、その後も1件のヤフオク出品があったことからも愛好家所有は数多くあると推測しています。産出地不詳となった古典産地の標本も引き継がれることがなければただの石!砂になる運命でしょう。

引用:国立国会図書館デジタルコレクション

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球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

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