2021/6/4 Natural monument 白石球状閃緑岩

初版 2021/06/08 05:12

改訂 2022/09/07 12:43

公開日:2021/6/8

◼️国指定天然記念物(大正12年3月7日指定) 宮城県白石市大鷹沢大町菊面石・白川犬卒都婆

1995年の論文には「球状岩の産地は、白石市の市街地から5kmの所にあり-中略-露頭は2箇所に見られる(500mほど離れている)両露頭とも産出範囲は約5m四方に収まり、多くの球状部が密集している」と記述されています。

文禄4年(1595年)に宮の沢屋敷の平右衛門・安右衛門兄弟が田から掘り起こした菊の模様のある岩は菊面石神社の御神体として祀られました。

論文に記載のある2箇所の露頭の所在はわかりません。御神体の菊面石は網の中で拝見すること叶わず、採掘された石は大鷹沢公民館で観察することができました。大鷹沢公民館の職員さんにお聞きしました。「第9区の畑からは沢山掘り出され、珍しいとお爺ちゃんが畑の脇に積んでいた菊面石は、写真を撮らせてと訪れた人たちにいつの間にか持ち去られた」そうです。

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球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

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