2022/8/10 三俣蓮華岳の球状岩を見っけ!

初版 2022/08/14 04:27

改訂 2022/09/07 12:43

公開日:2022/8/14

昨年の行軍は台風により中止、再チャレンジです。双六小屋はガスの中、悪天候とクマ出没の最悪の条件、山小屋のアドバイスを受けて三俣峠にソロ強行です。私は後方支援、カミさんに託します。

ガスにかすんだ露頭の全貌は把握できません。過去の記述がある「縦約10m横約5mの範囲」はありそうです。数カットの露頭画像と小さな破片からは想像していた岩質と違う!そもそも三俣蓮華岳球状岩の岩質の根拠は松本市四賀化石館の収蔵標本、委託展示物⁉︎出処が?早速手持ちの標本に「産地不詳」を付けます。(神岡鉱山あたりの標本と比較する必要がありそうです)

三俣蓮華岳球状岩の露頭を自分の目で観たい!天候に恵まれたシャープな写真がもっと欲しい!欲が出ます。

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球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

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