2018/12/14 いつも空振り

初版 2019/04/12 18:45

改訂 2022/09/07 12:43

公開日:2019/4/12

鳳来寺山自然科学博物館前館長の横山先生が、昭和51年「東三河の中央構造線」という冊子に作手村守義(現在の新城市作手守義)の球状花崗岩について記述しています。守義の砂防ダム建設時に4~5トンの転石が2個見つかり、恩原と源氏の庭石にあると。また、先生自身も大学の頃長篠の寒狭川で転石を発見したと。

恩原で石の所在を聞いても誰も知りませんでした。源氏の庭石は主人と一緒に街に引っ越したそうです。

何度も長篠から守義の間の河原を訪問していますが、それらしい姿を見たことがありません。ただ、有りそうな臭いはします。

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球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

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