2019/5/26 毛無山の菊目石ふたたび

初版 2019/05/26 17:48

改訂 2022/09/07 12:43

公開日:2019/5/26

倒木で通行出来ずから1ヶ月たちました。そろそろ復旧したかと思い、ケツメイシを聴きながら向かいます。

倒木は処理してあります。が、その先道路の中央はえぐれ、路肩からの土石が道をふさぎ、ジムニーでも走行不可能状態です。仕方なく徒歩で30分歩きます。天然記念物露頭は落石防止の網は破れ、一部は崩れて、球状岩は小範囲に確認できるだけです。上を見上げるとオーバーハングした岩が今にも落ちそうです。昨年の台風のすごさを感じます。

帰路、本流を探石しながら沢下り、台風のおかげか、3個転石を見つけました。

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球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

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