2021/7/3 Natural monument 相浦の球状閃緑岩
初版 2021/07/05 06:23
改訂 2022/09/07 12:43
公開日:2021/7/5
◼️佐賀県天然記念物(昭和46年6月23日指定)多久市北多久町大字多久原飯盛山
多久球状閃緑岩の露頭は確認されていません。転石は採取し尽くされ、現地で自然な産状を確認することはできません。庭石に利用されている飯盛神社のご近所さんにお聞きしました「昔は山の斜面や沢筋に転石として沢山あった」そうです。水田の石垣や河川の護岸石等として利用されていましたが、稀少な石とわかり散逸してしまいました。かなり大きな礫が多数発見されており、多久市役所・児童センターあじさい・西渓公園・小城高校・南部小学校・相ノ浦大権現境内・多久聖廟・オカムラ歯科医院・中島邸跡地等々、多久市のいたるところで観ることができます。小さな礫はナポレオン石の名でネット上で流通しています。
天然記念物標柱のある飯盛神社の石は地域で最大級です。