2020/10/12 丹生俣 now
初版 2020/10/13 17:08
改訂 2022/09/07 12:42
公開日:2020/10/13
久しぶりの丹生俣東又川です。2018年春に球状岩を見つけた頃は砂防堰堤の貯留部にいくらでも転がっていました。2年半の経過で手頃な礫は下流に流されてしまい探さねば見つからない状況です。河床勾配が急で礫は留まっていません。
疑問であった「伊勢本街道・国道422号・北畠氐の居城の地などなど歴史の古さのある地域で、球状岩についての伝聞はないのでしょうか?」に「集落や北畠神社に問いたところ皆無であった」とMieMuの津村先生より回答を頂いています。想像するに、上流部で球状岩を含む岩体が大きく崩壊した時に供給された礫が河床表面に薄く堆積した時期に遭遇しただけで、いっ時の事、タイムリーな出来事だったのでしょう。
林道の口に山神様がいらっしゃいます。長い年月、たくさんの山の出来事や人の営みを見てこられたことでしょう。不思議なL字型の自然石です。