2020/6/16 笹間ヶ岳の湿地帯

初版 2020/06/18 17:55

改訂 2022/09/07 12:42

公開日:2020/06/18

笹間ヶ岳球状花崗岩の露頭探しです。リベンジです。新緑真っ盛り、シダは繁茂し行手を遮ります。条件悪し、目的がいつの間にか"笠間ヶ岳制覇"に移ります。

山頂まで1.5km地点、尾根部に湿地帯が広がります。モウセンゴケが密生し、ハッチョウトンボが飛び回り、モリアオガエルは卵を産みつけています。サギソウで有名な場所です。一時期ハゲ山になった田上山は、良い意味で面影はありません。

チョット待った!ウシガエルの呻き声にオタマジャクシ、綺麗に見える池にはブラックバスが群れて泳ぎ、この植物は外来種でしょう。一度失った自然は"砂防事業"という名の公共事業では元には戻せません。悲しくなってきました。

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球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

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