2020/4/8 熊野川で探石

初版 2020/04/09 17:49

改訂 2022/09/07 12:43

公開日:2020/4/9

昨年12月に採取した標本「細粒花崗閃緑岩」は、球顆とマトリックスまたは母岩との境界が明瞭でない点で"私の中の球状岩の定義"から外れています。熊野川の球状岩が見たい。触りたい。連れて帰りたい。河川敷に草が茂る前の最適期、探石に来ました。

記事では「熊野川中流域の閃緑岩ミグマタイト中に角閃石集合体からなる厚さ0.5~1㎝の単層の球殻構造(径4~20<㎝)の球状岩と、多層同心球状構造(径4~15㎝)のものがあるが、放射構造はなく、いずれも断面はゆがんだ円形である」と、露頭の存在を示唆しています。事前に、Google Mapsの航空写真で 転石採取できそうな場所をピックアップ、下流から攻めます。8箇所まわりました。空振りです。中上流部は工事通行止めで原岩の露頭確認はできません。

そもそも熊野川の球状岩を見たことがありません。更に調べる必要がありそうです。

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球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

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