2020/3/20 露頭探し

初版 2020/04/03 17:48

改訂 2022/09/07 12:43

公開日:2020/3/23

教えて頂いた笹間ヶ岳の球状花崗岩露頭、1966年の記載位置と比べると直線距離で約500m、高低差で約60mの差があります。違う場所でしょう、確かめないと気がすみません。国土地理院の1/25000地形図をダウンロードして記載文の図からスケールアップ、Geographicaに位置登録して出発です。

約5時間、山中をGPS頼りに流離い歩くも発見できず。石山から大津、琵琶湖・比叡山を望み風景を土産に帰路です。採取する気満々で重いハンマまで背負ってきたのに残念です。

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球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

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