2020/1/9 猿投へ初詣

初版 2020/01/09 15:04

改訂 2022/09/07 12:43

公開日:2020/1/9

昨日の春の嵐、まとまった雨が降りました。いざ、猿投に初詣です。

猿投の地名の由来は、景行天皇が可愛がっていた猿が悪さをしたため、伊勢湾に投げ込みました。猿が逃げ込んだ山を猿投山と呼んだと伝えられています。日本武尊の東征の際、功績を挙げた三河国の武士が猿投山の猿であったともいいます。猿投神社に祀られている主祭神は日本武尊の双子の兄、大碓命です。この地の開拓に尽くした大碓命は、猿投山で毒ヘビに噛まれ亡くなったとされています。古事記では日本武尊が大碓命をトイレで待ち伏せし、手足を引きちぎりスマキにして捨てたとされています。景行天皇が幼い双子の息子を可愛がっているような、拝殿には親子猿の彫刻を見つけることができます。まぁ、気性の激しい日本武尊か、女を横取りした大碓命のどちらかが反省している様子に見えなくもないです。

広沢川では球状花崗岩の球顆を2個体見つけました。幸先良い年です。

今年もマイペースで、コレクションの充実と、GEOサイト訪問・採取日記の紹介をします。ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。

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球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

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