2019/10/23 隠し洞の球状岩露頭
初版 2019/10/24 17:50
改訂 2022/09/07 12:43
公開日:2019/10/24
2004年の論文は、転石と直接露頭からサンプリングした標本から記載されています。私が初めて訪問した2017年10月には沢筋の5m範囲内にかなりの量の球状岩の転石が散在しており、その位置の右岸斜面に露頭が在ると想像出来ました。今年5月の訪問と同様に今回も谷底の土砂は奇麗に洗われ、岩盤むき出しで、球状岩の転石を見つけるのに苦労するほどです。大きな崩落が無ければ新たな転石は生まれないかもしれません。
沢筋は似たような景色で、露頭の当たりが付けられません。斜面が急すぎて丹念に調査する体力も気力もありません。が、片麻状花崗岩と球状岩と花崗岩の位置関係・遷移する様子を露頭で観察できれば、球状岩形成メカニズム解明のヒントになるかもしれません。