2019/8/29 周防大島の球状閃緑岩

初版 2019/09/01 14:01

改訂 2022/09/07 12:43

公開日:2019/9/1

事前に干潮時の踏査が必要と解っていたのですが、無茶な旅程で満潮に近い時間帯です。大雨です。最悪です。産出する岩盤を確認するだけでも良しでしょう。

獲物は3〜5mの幅の極限られた範囲にビッシリと密集して埋まっているそうです。流通している標本も潮にやられた感じのものばかり、露頭は海の中の何処かでしょう。水石やブログを見ていると新鮮な岩質の露頭もあるようです。波打ち際の岩盤はよく揉まれた感じです。人が叩いた痕跡が有ります。

またの機会に訪れる楽しみができました。

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球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

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