Tangerine Dream “Stratosfear (浪漫)”

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またまたまた、出ました❗️Tangerine Dreamの8枚目のアルバム “Stratosfear (浪漫)”です。以前に前作”Rubycon”を挙げておりますので、バイオグラフィーはそちら等をみて下さい。本作品のメンバーと担当楽器は、Edgar Froese (Mellotron, Moog Synth, 12弦/6弦G, Grand Piano, B, Mouth Organ), Peter Baumann (Moog Synth, Project Electronic Rhythm Computer, Fender E-Piano, Mellotron), Christopher Franke (Moog Synth, Organ, Perc, Loop Mellotron, Harpsichord)となっています。片面づつ2曲が収められていますが、B-2がギターやピアノを使ったアコースティックな仕上がりで、意外な感じがします。しかしながら、他の曲はドラマティックな展開が目立ち、聴いていて、ワクワクさせられます。また、シーケンスが秀逸で、気持ち良いビート(?)で走らせています。最初にアコギのアルペジオが出てきた時はちょっと焦りましたが、安定のジャーマン・エレクトロ・ロックでした。このアルバムは、それまでのアブストラクトな音作りからリズム、メロディ、ハーモニーという伝統的な音楽語法に回帰し、ファンを戸惑わせたとも言われていますが、後々の流れから考えますと、寧ろ、ここから始まったと考えていいのかもしれませんね。因みに翌年には、William Friedkin監督の映画”Sorcerer (恐怖の報酬)”のサントラを担当しています。因みに、その後の1980年代には、彼等は、結構,映画のサントラを担当することが多かったみたいです。そんな訳で、本作もより電子音楽を深化させた通過点であり、緩急の振り幅が大きく、ダイナミックな作品ですので、皆さんも是非、聴いてみて下さい。

A1 “Stratosfear” (10:04)
A2 “The Big Sleep In Search Of Hades” (4:45)
B1 “3 AM At The Border Of The Marsh From Okefenokee” (8:10)
B2 “Invisible Limits” (11:40)

https://youtu.be/f3hueHdzYSI?si=4GUyu1885p0bH4MO

#TangerineDream #Stratosfear #VirginRecords #ProgressiveRock #Krautrock #Synthesizers #Suite #Acoustic #EdgarFroese #PeterBaumann #ChristopherFranke

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    ただくん

    2023/11/18 - 編集済み

    これまでの即興演奏から路線変更して、予め用意されたスコアを演奏するようになった最初の記念すべき作品ですね。私も初めて聴いた時には少々驚きましたが、今でも聴いています。そして現在のメンバーによる演奏でも盛んに演奏されている人気曲ですね。

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      Dr K2

      2023/11/19

      この頃からですよね?譜面を使い出したのは。それまでは、シンセによるジャムセッション的で、良い意味では緊張感があるとも言えますが、再現性に乏しいとの短所もありますね。あ

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      ただくん

      2023/11/19

      確かに緊張感が若干薄らいだのは感じます。それでも80年代末頃迄は一部即興演奏が残っていたので聴いていましたが、90年代以降はあまり魅力を感じなくなりただ惰性で聴いていた時期でした。2010年代以降になって再びかつてのスタイルに近くなり、熱が再発して現在に至っております。

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      Dr K2

      2023/11/19

      私も、最近のTangerine Dreamには再び興味が出てきています。山根星子さんのソロは観に行きたかったです。

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      ただくん

      2023/11/19

      初日の神戸に行きました。こんなことを書くのは不謹慎かもしれませんが、実際の彼女はメッチャ可愛かった🥰

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