南海 3000系

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■実車について
 泉北高速鉄道が同線と南海高野線の相互乗り入れ用として、南海高野線6200系をベースに設計され1975年に登場したしたのが泉北高速3000系である。2012年11月に実施されたダイヤ変更に伴い、3513編成・3515編成・3517編成(4両編成)と3555編成(2両編成)が余剰となったため南海に譲渡された。3517編成・3555編成が南海電鉄千代田工場で全般検査と整備を受け2013年5月に南海色で出場し、続いて3513編成・3515編成も千代田工場で整備を受け10月出場、合計14両は晴れて南海3000系電車となった。3517編成+3555編成は6両固定編成とされ、3518号車と3555号車は運転台機器や先頭車両としての外見はそのままで中間車化された。3513編成・3515編成は連結されて8両編成で運用されている。3555、3556は元は中間車で先頭車化改造を受けている。そのため運転台後方の窓配置が本来の先頭車と異なっている。現在も南海本線で運用されている。

■模型について
模型はTOMYTEC製、鉄道コレクション。2016年8月南海電鉄が限定発売されたもの。4両編成と、3両改造車セットが発売された。

 3518  元先頭車であるが中間車化され、車体上面の帯は一直線に塗られている。
 3555 元は中間車であったが、先頭車化改造を受け、さらに再び中間車化された。車体上面の帯は一直線に塗られている。
    運転台ドアと客用ドアの間に窓はない。運転台と反対側の連結面より窓は2枚連続。
 3556 先頭側より ・・・運転台ドアと客用ドアの間の窓幅が他車に比べ狭い。運転台と反対側の連結面より窓と端面の間の寸法が異なるため。

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