大軌 デボ1

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  • ダブルルーフに5枚の窓と丸みを帯びた前面を持つ車体には優雅さが漂い、尚且つ生駒越えに備えて力持ち。
    他の鉄道の“電車第1号”が電車黎明期ゆえの非力さや小ささから早々に大規模更新されたり、後継車両に置き換えられたのと比べると、近鉄電車の元祖である大軌デボ1形は長く印象深い活躍を見せた電車であると言えますね。

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    Junichi Kitamura

    2019/07/18

    いつもご覧いただくとともに、「いいね」をたくさんつけていただきありがとうございます。
    さて実車ですが、今でも、五位堂車庫には当時に復元された実車が展示されていますが、残念ながら小生は現役のころの実車を見た記憶がないんです。子供のころは、新車の方に興味があり、当時現役だった600系や460系にはあまり興味はありませんでした。年老いてくると黎明期の車両に興味を持つようになり、当時の情景を思い浮かべることもあります。雑誌の写真では、3から4両が連結されていつのを見かけて爽快に思います。
    近鉄さんは名車の保存は全くなく、このデボ1くらいは、動態化して五位堂車庫内で走行させてほしいと思います。

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      Shijo Electric Railway(四条電気鉄道)

      2019/07/20 - 編集済み

      こちらこそいつもありがとうございます。日本最大の私鉄に至るまでの経緯とその後の車両増備の方針から、多種多様な車種や形式が生まれた近鉄電車の研究に活用させて頂いております。

      さて、日本でもっとも保存されている鉄道車両の車種は蒸気機関車だ、などという説がありますが、かつてはこういった引退車両の保存というと、人々の注目を引くかどうかに重きが置かれていたきらいはありますよね。
      他にも鉄道事業者の内部事情として、部品や資材を有効活用するために旧車をそのままの姿で保存するわけにはいかなかったとか、輸送力増強に備えて車両を増備しても車庫はおいそれと確保するわけにもいかないので、興味を引くか分からぬ車両をいつまでも置いておけないといった事もあったかも知れません。
      時代が変わって、各地で古い車両を積極的に残そうという動きが出てきたことには賛意を表したいと思いますが、近年の鉄道趣味の大衆化から“保存車両=アトラクション”という感覚が生じて、保存したはずの車両同士で置換えが起こるという現象も生まれつつあるということには、些か懸念があります。
      先人に敬意を表するのと同じような思いで、残された旧車両に産業遺産として向かい合い、その功績を称えていくことこそが、現代の鉄道愛好者に求められているように思います。
      冗長駄文にて失礼致しました。

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