近鉄 名古屋線 入場券

近鉄 名古屋線 入場券

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近鉄は、大阪上本町から奈良県桜井まで自社で路線を延長した後、子会社 参宮急行電鉄を設立し伊勢まで路線を延長しました。そして、名古屋延伸を目指します。その後、三重県に存在していた私鉄を買収し桑名まで開通した後、子会社 関西急行電鉄を設立し名古屋まで全通させました。しかし、路線はつながったものの、江戸橋より名古屋側は、軌間1067mmで乗り換えが必要でした。大阪からの乗り換えを便宜を図るため江戸橋-伊勢中川間は1067mmに改軌され長い間 大阪-名古屋間は中川乗り換えを余儀なくされていました。近鉄にとって、大阪-名古屋間の直通運転は長年の夢で、軌間1435mmに統一する計画の中、昭和34年の伊勢湾台風で水害に遭ったことが契機となり、計画を繰り上げて中川-名古屋間の改軌が完了しました。さらに、中川駅付近に大阪線と名古屋線の短絡線が完成し、中川でスイッチバックせずに大阪-名古屋間の直通運転が実施されています。
名古屋線は名古屋から四日市までは比較的乗降客が多く、駅員が配置されている駅が多くあり硬券入場券が販売されていますが、中川に近づくにつれ駅員の居ない駅が増えて券売機発行の入場券、さらには券売機のない駅で乗車票の発行と、ローカル色が強くなってゆきます。
さて入場券は、最初は近鉄電車の撮影に訪れた時にその記念に購入し始めたことが始まりで、コロナ感染が収まりはじめたことによる お得な切符を利用しこの期間に近鉄電車全駅の収集を計画し現在に至っています。2022年1月8日と15日にお得な切符を利用して、黄金駅以外の名古屋線全駅の入場券(一部入場券のない駅では乗車票)の入手が完了しました。

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