コニカ セミパール Konica SemiPearl Optor 75mm F4.5 M39

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コニカセミパールは、小西六のベスト・カメラ、1925年6月パーレットが発売された事により始まるが、このカメラはコダックのベス単とツアイスのピコレットを合わせたような形で現れた。 形は1929年まで殆ど変わらず、1931年になり独特の接写レンズの付いたフレーム型の枠ファインダーが取り付けられました。
1937年(昭和12年)に高級パーレットとして、 レザークロス張りで前玉回転のパーレットが出現します。(外国では パーレット・デラックスと呼んでいます。)レンズはヘキサーシリーズIの75mmF4.5とオプター75mmF4.5です。

このレンズは、パーレット時代の前玉回転式から、セミパールで全群移動式ヘリコイドに装着されたレンズです。パーレットのメニスカス2枚玉と、ヘキサーの4枚玉の中を取り持つ3枚玉のトリプレットレンズです。
パーレットオプター75mmF4.5のトリプレットの欠点を取り払ったレンズなので、とても良く写るレンズです。
両カメラの特徴を楽しめる一押しレンズとも思います。

M39ライカマウントなので、ライカにも装着出来ます。Leica/Nex ヘリコイドマウントアダプターに装着してあるので、20cmまで近接撮影をすることが出来ます。

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