フジカ FUJICA ST605Ⅱ.701.801.901.

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約40年前のカメラですが、実際に撮影出来ます。
M42スクリューマウントです。
フジカのレンズは他のカメラに装着できませんが、
フジカには、他のメーカーのレンズが装着できます。

さて、この中で、発売が一番新しいのはどれでしょうか?
分かったら、貴方は相当のカメラ通です。

“フジカST701”フォーカルプレーン一眼レフカメラを1970年(昭和45年)7月、国内用・輸出用に同時発売。
“ST701”は,分光感度のより優れたシリコン受光素子をいち早く採り入れた露出計,明るく見やすいファインダーの開発,コンパクトなボディーに内蔵したTTL絞り込み測光式の小型軽量一眼レフカメラで,その後の各社の一眼レフカメラの小型化傾向への先駆けとなった。

1972年(昭和47年)9月には“フジカST801”を内外同時に発売。
同機は,露出計をTTL開放測光(レンズの絞りを開放にしたままで測光する)にするとともに,露光調節はシリコン受光素子を使用し,ファインダー内の表示は世界で初めてLED(発光ダイオード)による7点露光表示方式(シャッターを軽く押すとスイッチオンして,ファインダー内の7個のLEDのうちいずれかが発光する方式で,これによって,露光状態を正確に読み取ることができる。)を組み込んだ画期的な精密測定システムであった。
また,シャッターは瞬間をキャッチする、2000分の1秒の高速まで備え,レンズは“EBCフジノン”を装備したコンパクトな一眼レフカメラであった。

その後,1974年(昭和49年)4月には,“フジカST901”を追加,内外市場に同時発売した。
“ST901”は絞り優先カメラであるが,そのほかに,ファインダー内の表示をデジタル化してシャッター速度を数字で表示するため,シャッター優先の使用もできる完全自動露光デジタルAE(Automatic Exposure)一眼レフカメラで,STシリーズの高級化を図ったものであった。

1973年(昭和48年)末からの第1次オイルショックで世界経済全体がい縮し,わが国のカメラ輸出が鈍化してきた。このような状況の中で,機動性と経済性を追求した普及型一眼レフの開発が進められた。
そして1976年(昭和51年)3月,TTL絞り込み測光で,フジノンF2.2 55mm標準レンズ付きの“フジカST605”を開発,まず海外市場に発売後,同年7月から国内にも発売した。

次いで,1978年(昭和53年)6月に“フジカST605”を開放測光方式とし,ファインダー内にシャッタースピード表示機構を加えた“フジカST605II”を追加発売した。
“ST605II”は経済性と性能を追求した,中高校生を含むニューヤング層向けの普及機として“フジカマークII”の愛称を付した。

富士フイルムより抜粋

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