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知られざるロシアンレンズ ЮПИТЕР-9 / JUPITER-9
カールツァイスの銘玉、『Sonnar 8.5cm F2』に
オリジナルの設計を加えて作られた、
『 ЮПИТЕР-9 / Jupiter-9 』ロシアンレンズの銘玉です。
Jupiter-9は1950年にKMZ社が発売し、
2002年頃まで50年以上も製造されていたロングランのレンズです。
バリエーションも多く、大まかに分けて、前期、中期、後期とに分けられます。
前期、中期は、シルバーバージョン、後期の78年製造のブラックバージョンです。
左後ろのアルミ鏡胴の1960年製造の旧コンタックスマウント、右後ろはKEIV10用のJupiter-9です。
前の2本は、デザイン違いの後期のバージョンです。真ん中のレンズ91年製シングルコートで、
その後マルチコート化され、MC Jupiter-9になり2002年頃製造中止します。