LP初期のジャケット その14 ウェストミンスター盤のベートーヴェン七重奏曲

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ベートーヴェンの七重奏曲。
演奏はバリリ弦楽アンサンブルとウィーン・フィルハーモニー木管合奏団となっていますが、詳細は以下の通りです。
(Vn)ワルター・バリリ
(Va)オットー・シュトラッサー
(Vc)リヒャルト・クロチャック
(Cb)オットー・リーム
(Cl)レオポルド・ウラッハ
(Hr)ゴットフリート・フォン・フライベルク
(Fg)カール・エールベルガー
すべて当時のウィーン・フィルの首席奏者たちですので、言わばミニ・ウィーン・フィル。
オットー・シュトラッサーはセカンドのトップでしたが、ここではヴィオラを弾いたのでしょうか…
また、英語版の解説でホルンが French Horn と書かれていますが、もちろんこれは間違いで Wienner Horn です。

ウェストミンスターの国内盤は、国際ラジオセンターが発売元となってスタートしましたが、1955年12月には日本ウェストミンスター(株)が設立されています。
このレコードはちょうどその切り替わりの頃のものですが、レーベルには「MADE BY KOKUSAI RADIO CENTER」と書かれています。

ウィーン情緒豊かな演奏ですが、現在のテンポ感とは大部違いがあります。

#アナログレコード

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