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- ミュージック・ライフ誌 1960年10月号
ミュージック・ライフ誌 1960年10月号
「ミュージック・ライフ」1960年10月号です。
(全90ページ)
画像1 表紙
坂本九さんを含めたパラダイス・キングの面々。
画像2 日劇ウエスタン・カーニバル
ステージがスカスカで、殺風景に見えます。
画像3 ザ・ピーナッツ
国内での活躍はもちろんですが、海外盤レコードの多かった
アーティストです。
それも「上を向いて歩こう」を「スキヤキ」として出すとか、
そういうことではなく、
ドイツ語の現地オリジナル曲などがあったりします。
この海外でのレコーディング実態の全容が、なかなかつかみにくい
という話を聞いたことがあります。
画像4 ブレンダ・リー
デビューが早かったため、キャリアは長いのですが、
1944年の生まれなので、例えばポール・マッカートニーや
ジョージ・ハリスンなどよりも年下になります。
それにしても、この写真は随分と若いというか…
画像5 ユア・ヒット・パレードのチャート
映画音楽が多いなと思います。
「太陽がいっぱい」のレーベルが「朝日ソノラマ」となっているのが
気になったので調べてみました。
日本でヒットしたのはフィルム・シンフォニック・オーケストラ演奏の
ポリドール盤(DP-1183)でしたが(サン・トラではない)、
発売が1960年8月20日と遅かったのですね。
朝日ソノラマのソノ・シートが同年5月21日発売なので、
その音源を放送では使っていたのでしょうか?
現物を探して確認しましたが、このシートに収録されている音楽は、
ポリドール盤とは違っており、セリフ等も入っていることから、
本物のサン・トラだろうと思います。
右側のブライアン・ハイランドやベンチャーズは、
ビルボード・チャートの記事です。
ちなみにベンチャーズの最初の国内盤レコードは
1960年10月5日発売(VictorWorld RANK-1075)なので、
音楽雑誌に写真が紹介されたのは、この辺りが最初かもしれませんね。
画像6,7 おしゃべりジョッキー
ダーク・ダックスのソ連公演の話が語られています。
当時のソ連のジャズ事情など、興味深いです。
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