Record Monthly 1985年- 1986年

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Record Monthly 1985年~1986年です。
誌名は「レコード・マンスリー」ですが、
内容はCD,ビデオ・ディスクも
含まれています。
が、ミュージック・テープやビデオ・テープは対象外です。
いわゆる「紐系」は扱わない、という方針だったのでしょうか?

画像6(85年3月号)で「射程圏に入ったCDプレーヤー」という記事が
掲載されています。この辺りから5万円台のプレーヤーも登場し、
幅広く普及していくことになります。
私自身もハードを初めて買ったのは5万円台のものでした。
(ソフトは事前に買ったりしていました)

画像7(85年11月号)の編集後記に、
POSコードのことが書かれています。
レコード業界のPOS整備は遅かったです。
何せ多品種少量販売の商材、
カタログ上生きている商品は10万アイテムもあり、
店頭在庫のPLUファイル(POSコードから価格等を呼び出す)
を保持するのも当時のシステムでは負荷が高かったのです。
ユーザー向けの販促誌にPOSコード(4988〜)を表示しても、
特に役立つことはなかったと思いますが、まぁまぁ…

画像8(86年3月号)には、かつてのフランスの名指揮者、
アンドレ・クリュイタンスのCD発売の記事がありますが、
こうした旧譜のCD化は、ユーザーにとっても
「マスター・テープに近い音質が期待できる」ということで
歓迎されていました。
レコード会社にとっても
「一粒で二度美味しい」グリコのような存在でした(!?)

ただ、音源のディジタル化に際しては、著作者の許諾等もあり、
実務ベースで勝手に進められなかったため、時間はかかりました。
例えば、1986年時点で言えば
ビートルズのCDは、まだ発売されていません。
(知らずに「勝手に出しちゃった」というのは別として)

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