- Dissipated Life Museum
- 10F Minolta SRマウントレンズ
- MC ROKKOR-PG 50mm F1.4
MC ROKKOR-PG 50mm F1.4
このレンズが登場した1973年頃ですが,それ以前の一眼レフカメラ用標準レンズは55mmとか58mmといった少し焦点距離が長いレンズがほとんどでした。これは,フランジバック が長い一眼レフカメラ用に焦点距離50mmの明るいレンズを設計することが難しかったからだと思われます。しかし,1970年代にはいって多くの一眼レフカメラ用標準レンズは焦点距離が50mmになります。MC ROKKOR-PG 50mm F1.4も58mm F1.4と入れ替わるようにして市場に投入され,旧世代の標準レンズを駆逐していきます。
50mm F1.4は58mm F1.4よりも新しい分だけ解像度については現代的な写り方であるように思います。でも,広いダイナミックレンジなどが必要な厳しい条件のもとでは古いレンズであることを感じさせます。AC (アクロマチックコーティング)によるものなのか,なんとなく優しい感じの写りであるように思います。ある種の思い込みというか先入観があるからかもしれません。
特徴がないことが特徴ではないか,と思ってしまうほどいたって普通に写ります。
このレンズによる作例は,
https://mor-s-photo.blogspot.com/search/label/MC%20ROKKOR-PG%2050mm%20F1.4
に置いています。
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