PENTAX Super-Takumar F3.5/35mm 前期型 Type4

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PENTAX Super-Takumar F3.5/35mm 前期型 Type4

今回も”Super-Takumar F3.5/35mm“のご紹介です。
この、”Super-Takumar F3.5/35mm“の名前を持つレンズには前回でもご紹介した通り、多くのバージョンが存在し、結構厄介なレンズと言えるのではないでしょうか?

決まった分類が有るわけではありませんが、大雑把に言うと初期型、前期型、後期型と分けることが出来ます

初期型と前期型は、外観から見分けるのは結構難しくなりますが、決定的な違いは、絞り込みの違いで判別することが出来ます。

22まで絞り込めるのが、初期型で、この初期型にも2種類あり絞り環、“8”が白色で刻印され(すべてがそうなのかは不確か)、スナップマークがマイのが、Type1。
赤色で“8”を刻印され、スナップマークが付いているのがType2と分類できます。

16まで絞り込めるのは、前期型。こちらも2種類あって、こちらは銘板の刻印の違いで判別します。
製造番号が”Asahi Opt.Co. Lens made in Japan”の刻印の後ろにある製品が、Type3.
”Asahi Opt.Co. Lens made in Japan”の刻印の前にあるものが、Type4という事になります。
(分かりやすい様にType1~4と便宜上振り分けただけで正式な名称ではありません)

これとは別に、距離表示が覗き窓式になり後玉周囲の構造が変更されたものを後期型と分類しています。
後期型は外観が大きく異なっているので分かりやすいと思います。また、流通量も多く多くの人が、”Super-Takumar F3.5/35mm“と言えば、後期型をイメージするのではないでしょうか。

今回紹介するレンズはこれらの中の、Type4になります。
後期型に移行する前の最後のモデルです。

【Type4の特徴】
絞りリング : ローレーット型、最小絞り F16
表示文字 : ヘルベチカ書体
スナップマーク : あり
ft表示の並び : 30 15 10 、m表示の並び:10 5 3
銘板表示 : Super-Takumar 1:3.5/35 (製造番号) Asahi Opt.Co. Lens made in Japan

この説明文は、レンズを詳しく説明されている、『つんつんブログ』さんを参照させて頂いています。大変勉強になりますので是非伺ってみてください。 
http://tsun2.way-nifty.com/blog/2015/11/35mmf35-4036.html

参考動画:
https://www.youtube.com/watch?v=7YSDcPwOoco&t=82s

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