PENTAX  smc PENTAX-M F3.5/28mm

1

PENTAX  smc PENTAX-M F3.5/28mm

ペンタックスのF3.5/28mm広角レンズは、Super-Takumarシリーズで初めて登場しました。
このレンズの系譜は、SMC TAKUMARシリーズ、SMC PENTAXシリーズへと続き、今回のsmc PENTAX-Mシリーズとなるのですが、今回のMシリーズで最後となったようです。
F3.5という明るさの28mm単焦点広角レンズの需要が減ってしまったと言う事なんでしょうね。オールドレンズ好きから見ると残念な事ではあるのですが、時代の欲求にはあがらえないと言う事なんでしょう。

Mシリーズの28mm広角レンズには、F2.0・F2.8・F3.5と3バージョン有ったようですが、このF3.5は廉価バージョンという位置づけだったようです。

勿論、F値が明るい方が、ボケ味などを有効に使え、撮影上の幅も増えることは間違いのない事で、明るいレンズの方が価値が高くなるわけですが、このF3.5、実際に使う場面では、開放から締まった写りで、全絞り値で非情にシャープな写真が撮れる中々のレンズだと思います。
また、発色のバランスも大変良く、このMシリーズでペンタックスの十八番である軽量コンパクト性が戻ってきた点も大いに評価できるポイントではないでしょうか。

ペンタックスのオールドレンズは何と言っても、M42スクリュウーマウント規格のレンズが人気で、中古レンズ市場でもKマウントタイプのSMC PENTAXやsmc PENTAX-Mと言ったシリーズは人気が低く需要も少ない様な気がします。
ただ人気があるなしに拘わらずレンズアダプターを介して、現代のデジタル一眼レフカメラに着装して撮影をすると驚くほどの写真を映し出してくれ、人気以上の実力者たちであることが良く解ります。
コストパフォーマンスで考えればKマウントシリーズのレンズ群もねらい目であると思います。

参考動画:https://www.youtube.com/watch?v=gewXbeQpvts
https://www.youtube.com/watch?v=PZ2883CaO_k
https://www.youtube.com/watch?v=RCk3RpbdLtA
https://www.youtube.com/watch?v=ZYOEfPzmk8o

【製品概要】
発売開始        1977年
レンズ構成       6群6枚
焦点距離        28mm
開放絞値        F3.5
最少絞値        F22
絞り羽根        5枚
最短撮影距離      0.3m
フィルター径      49mm
全長          36mm
重さ          180g

Default