Din-A-4 “Videospiele”

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Din-A-4(「A4版」の意味)は独逸のニューウェーブ (NDW: Neue Deutsche Welle)の真っ只中に生まれたバンドですね。独逸のHagen出身のバンドで、同じ名前のパンドがBerlinにありましたが、そちらの方はGudrun Gutが率いており、後にDin A Testbuildとなっています。こちらの方のメンバーは、Brigit Krause (Vo), Dietmar Kittel (G, Vo), Martin Hornig (G, Vo), Frank Kiesow (B), Jürgen Scherer (Kbd), Ralf Figura (Drs)の6人組です。詳しい情報は全然無いんですが、このバンドは、アルバムはこれ1枚で、そこからシングルカットされたシングルが1枚だけで消えてしまいました。なので、バイオグラフィーはこれ以上は無しです。それで本作品は、割とメジャー寄りの「New Wave」ソングで、ちょっとだけ英国Rezillos的な要素や日本の1980年初頭のニューウェーブパンドなんかのシンセ・フレーズなんかを思い出しました。しかしながら、メンバーは、ほぼ全員クラシックの素養があったらしいです。(「クラウトロック大全」より)ベースなんかは普通に上手いですよ。とにかく全曲、ポップで、キャッチーで、それを独逸語ですんなり歌ってるのも得点高いです。残念ながら、これ1枚で消えてしまったのはちょっと残念ですね。このバンドは”New Wave”であって、Neue Deutsche Welleではないですね。なので、独逸語で歌ってる”New Wave”を掘りたいのであれば、格好の掘り出し物です。どうですか?

https://youtu.be/RXfb2cJ0btA

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