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Patti Smith Group “Easter”
Patti Smithとしては3作目、Patti Smith Groupとしては2作目になるアルバムが、この”Easter”です❗️メンバーはPatti Smith (Vo, G), Lanny Kaye (G, B), Ivan Kral (B, G), Jay Dee Daugherty (Dr), Richard Sohl (Piano)です。前回、バイオグラフィーはこの頃までは書きましたので、省略しますが、少しだけ追加を。1977年1月23日に”Radio Ethiopia”ツアー中、Floridaで、Pattiがステージから落下、頸椎を骨折。この時のリハビリ期間が、彼女の充電期間にもなり、彼女は自分の人生を見直したみたいです。それで、Patti Smith Groupは1970年代終わりに更に2枚のアルバムをリリースします。それが、本作品”Easter”(1978年)と”Wave”(1979年)です。ただ、後者はCMでも掛かっていましたが、それ程売れませんでした。それに対して、本作品からシングルカットされた”Because The Night”が、Bruce Springsteenとの共作でもあった為か、商業的には最も成功します。それで、本作品について書いてみますね。このアルバムでは、Richard Sohlは彼の病気の為、フルでは参加しておらず、ヘルプでBruce BrodyがKbdで参加しています。また、A2”Space Monkey”ではBlue Öyster CultのKbd奏者Allen Lanierが参加しています。確かに”Because The Night”は良い曲ですし、キャッチーですが、意外に他の曲も良い曲が多く、楽しめますね。ライブでのスポークン・ワーズから成る”Babelogue”からノリの良い”Rock’N’Roll Nigger”(こんなタイトル、付けられるのはPattiだからこそですね)への繋がりはゾクゾクしますね。B1”Privilege (Set Me Free)”もシングルカットされてますが、Pattiのヴォーカルの振幅と言うかメリハリがイカしてます。“25th Floor”〜”High On Rebellion”の繋ぎもノリの良いロックンロールとPattiのヴォーカルがバッチリで、かっこいいです。最後に”Easter”でしっとりと決めています。そんなカッコいいチューンが詰まったアルバム、どうですがか?聴きたくなったでしよう。聴いてみて下さい❗️
A1 “Till Victory” (2:45)
A2 “Space Monkey” (4:04)
A3 “Because The Night” (3:32)
A4 “Ghost Dance” (4:40)
A5 “Babelogue” (1:25)
A6 “Rock N Roll Nigger” (3:13)
B1 “Privilege (Set Me Free)” (3:27)
B2 “We Three” (4:19)
B3a “25th Floor” (4:01)
B3b “High On Rebellion” (2:20)
B4 “Easter” (5:58)
https://youtu.be/H2TBzDjc-gM?si=P5aMTcOfFLHiyQF1
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