The Flying Lizards “Top Ten”

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ファーストとセカンドは持ってましたThe Flying Lizardsですが、サード・アルバム”Top Ten”はすっかり忘れてました。それで急いでヤフオクで買った訳です。セカンドの”The Fourth Wall”が商業的イマイチだったので、このサード・アルバム”Top Ten”では、タイトルからして分かる通り、再びメジャーをおちょくるような出来になっています。1984年にリリースされたこのアルバムではSally PetersonがVoで、ファーストに近い、感情の無いロボットような非人間的な歌を中心に、James Brownの”Sex Machine” と”Dizzy Miss Lizzy”のカバーやLeonard Cohenの”Suzanne”のカバーも演っています。この”Suzanne”は、アルバムリリース後に、映像も作ってプロモーションの為に録音されています。後、バックは殆どの楽器をDavid Cunninghamが担当していますが、楽器の方は格段に良い楽器を使っています。また、ゲストとして、Julian Marshall (Piano), Michael Upton (Voice), Peter Gordon (B), Steve Beresford (Piano)が、数曲で演奏しており、またElisabeth Perry & Alexander BalanescuやThe Flying Lizards Stringsがバッチリ脇を固めています。ドラムは恐らく生ドラムではなくて、ドラムマシンですね。そして、バックの楽器も簡素ですが、時に入るStringsが良い味を出しています。完成度は高かったのですが、このアルバムは日本では無視されてましたね。要所要所にダブ的なアプローチもあり、適度にポップで、適度に実験的で、ある意味、David CunninghamがThe Flying Lizardsでやりたかったことが、バランスよくやれていると思います。なので、そんな音楽が聴きたくなったら、是非ともThe Flying Lizardsを聴いてみてくださいね。この「適度」って言うのがミソですよ。

★A1 “Tutti Frutti” (2:42); John Greaves (B)
★A2 “Dizzy Miss Lizzie” (2:05); Julian Marshall (Piano)
★A3 “Sex Machine” (5:09); Julian Marshall (Piano), Michael Upton (Vo)
★A4 “What's New Pussycat” (3:49); Peter Gordon (Sax, Clarinet)
★A5 “Suzanne” (5:30)
★B1 “Then He Kissed Me” (2:54); Peter Gordon (Perc)
★B2 “Whole Lotta Shaking Goin' On” (3:33); John Greaves (B)
★B3 “Purple Haze” (4:14)
★B4 “Great Balls Of Fire” (1:57); Julian Marshall (Piano)
★B5 “Tears” (4:31); Steve Beresford (Piano)

https://youtu.be/Nb8BDwL8Y9A?si=gxwLNRO85Ygbkmpl

[full album]
https://youtube.com/playlist?list=PLCm4iNayhwum2fr-NYwNrZE6hnHrTEqMD&si=PYI1gC24s8w5JiWQ

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