Heldon “Un Rêve Sans Conséquence Spéciale/A Dreams Without Reason”

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もう、このバンドはオールタイム・フェイヴァリットですね、Heldon❗️このアルバムは5枚目で、これの後に、傑作”Interface”が出ますので、その布石的作品になっています。バイオグラフィーは前回とかに書きましたので、省略します。この作品で、首謀者Richard Pinhas (Moog Synth, G)の他に、シーケンサーと同期出来るドラマーFrançois Augerが初めて参加しています。まだこの頃はそれ程タイトな演奏ではありませんが、その片鱗を聴くことをは可能です。それ以外にはPatrick Gauthier (Moog Synth)やDidier Batard (B)なども参加しています。まだ、シーケンサーに同期してのバリバリの演奏は爆発していませんが、それでも、Françoisの演奏はこのアルバムのキモになっていると思います。またA1での金属質なシンバル・プレイも聴きものです。それとRichard自身もSynthと共にギターを思いっきり演奏していますが、後から考えると、やはりシーケンサーとドラムのタイトな同期演奏があって、初めてRobert Fripp的ギターが活きてくると思っていたのでは?。全4曲ですが、ちょっと短いように感じるのが,ちょっと物足りないように思います。今でこそ,シーケンサーとドラムの同期演奏は当たり前ですが、この時代にそんなことを演るのは如何なものか⁉️と受け止める人(特にライター)は多かったと記憶しています。と言う訳で、過渡期的作品ですが、緻密なシンセの演奏も聴けますので、興味のある方は是非聴いて下さい。因みに私の持っているのは、1977年の米国盤ですが、元々は、1976年Cobraよりリリースされています。

★A1 “Marie Virginie C.” (11:37): François Auger (Drs), Richard Pinhas (G, Synth [Moog B, Moog III, EMS], Tapes), Patrick Antisthéne Gauthier (Mini-Moog Synth)
★A2 “Elephanta (8:27) : François Auger (Drs, Perc, Events), Richard Pinhas (Moog Synth)
★B1 “MVC II”(6:10) :Didier Batard (B), François Auger (Drs, Perc), Richard Pinhas (Electronics)
★B2 Toward The Red Line (15:15): Jannick Top (B, Fracello), François Auger (Drs), Richard Pinhas (G, Moog-III & EMS Synths)

A2 “Elephanta (8:27)
https://youtu.be/B6wAhaurcF8?si=5ssSsLgJQFHyo6C1

[full album]
https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_keFtyBvf7qvd37PryUXS8dilUIbdp-y-w&si=sOfnLIyKBw3ByvW3

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