E3系R2編成
E3系量産車第一号0番台R2編成。
初代秋田新幹線車両「こまち」として開発されたE3系0番台は、1997年のデビュー当初は5両編成で運行され、翌年6両竣工車のR17編成が登場すると既存の編成もE328形を追加して6両編成に増車されました。
6両化された前期型は、5両編成時代のパンタカバーを残したまま増車した影響で、追加されたE328形には旧パンタカバーの対となるパンタカバーが設置された為、"パンタのないパンタカバー"が存在することが外観の大きな特徴となっています。
また、前期型は前面窓のワイパーが1本だけで、補助ワイパーが追加されて2本となった後期型とは異なります。
前期型は後期型よりも併結相手が豊富で、E2系やE5系の他に200系の原色やリニューアル車とも併結実績がある万能車両です。
模型は、KATOのE3系「こまち」製品をベースに、前面窓のワイパー削減、ジャンクの中間車より屋根板を切り出して12・13号車間と15・16号車間のケーブルヘッドの撤去加工を施し、13・14号車間にはTOMIX E3系のジャンクからパンタカバーパーツを塗装の上で移植して作製。
先頭カプラーは突起部分の側面に溝を彫りTNカプラーとの連結に対応させています。