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400系 L3編成 旧塗装
1992年(平成4年)7月1日から運行開始した、
日本初の新在直通列車として、東京〜福島間の新幹線区間と、
標準軌へ改軌した奥羽本線の福島〜山形•新庄間を走行。
定期運用前に行われた、上越新幹線での高速度試験では、
1991年(平成3年)9月29日に345km/hを達成。
しかし、モーターへの負荷が大きかったようで、
煙を出しながら走行していたという噂も…。
当初は、主に山形県、JR東日本が出資して設立した第三セクター
「山形ジェイアール直行特急保有株式会社」が
車両、鉄道設備を所有とし、
JR東日本が借り受けて運行する形態だった。
なお、後に利用者増に伴い、1995年(平成7年)以降に増備された
中間車両の429形は、最初からJR東日本所有となった。
製造時期の違いにより、429形のみ台車がE3系準拠となっていたが、
模型でも忠実に再現されている。
旧製品の品番:92726に比べ、各所に改良点が加えられており、
製品化発表時はかなり話題にもなった。
通電カプラーの他、M-13モーターに変更されており
先にリリースされた200系K編成との併結走行に対応。
先代の400系のような、M-9モーターの洗礼を受ける事は無くなった(と思いたい…)
両先頭車両も新しい金型にて製造となり、
旧製品では別パーツ表現で目立っていた、
車両上部のメタリックシルバーとグレーの境界線が
塗装表現に変更された。
遮光ケースも改良され、前照灯、尾灯の輝度の偏りが改善。
灯火類がバッチリと光るようになったのも嬉しいところ。
前面のワイパー表現も、旧製品よりもシャープさが向上している。
入線と同時に、各種加工を実施。
編成番号は、大宮の鉄道博物館に保存されており、
ラストランを担当したL3編成として組成。
余談だが、大宮の鉄道博物館展示の際に
旧塗装に施された411-3形は、
車内がリニューアル仕様になっている他、
本来では塗装されていなかった幌に緑帯がある等、
細かい部分を見ると気になってしまう所が。
(今昔の情勢を鑑みると、塗装を復刻してくれただけでも
有り難いのは確かではあるが。)
備考:白色LED室内灯組込・11号車室内灯をマスキングテープで色調調整、墨入れ加工
各種インレタ貼付
・TOMIX純正
・世田谷総合車輌センター
前面編成標記(C) L・R篇