- Yoghurt Yard Vehicle Center Museum
- 2F 在来線電車・気動車 留置線
- 211系5600番台 SS9編成
211系5600番台 SS9編成
接客設備改善やコスト低減を目的として、
1988年(昭和63年)~1991年(平成3年)にかけて
5000番台、6000番台が製造された
製造年の違いにより、ライト枠の大きさが異なっており、
前照灯が大きく、尾灯が小さくなっている。
実車では、側面の行先表示幕の大きさが
豊橋方のクハ211、他のモハ210とクモハ211で異なるが、
模型でも忠実に再現されている。
5600番台の特徴として、
身延線の狭小トンネルに対応させる為、
パンタグラフC-PS24A形を装備し、
かつ中間車両のパンタグラフ屋根が僅かに低くなっている。
屋根の切り下げは、かつて身延線にて運用されていた
115系2000番台と同様となっている。
ラッシュ対策として、座席は全てオールロングシートで、
トイレ設備も省略されているが、
走行距離が比較的長い区間も走行する為、
長距離を移動する利用者からは不便だという声も…。
トイレ対策として、313系を併結して運用に入るが、
元セントラルライナー車両として活躍していた313系8000番台や、
211系同士で走行する場合もある為、東海道本線では
運用入りする車両によって、当たり外れの激しい路線でもある。
313系8000番台併結時には、設備の格差が激しくて乗車率が偏り、
211系同士ではトイレ設備が無く不便ではあるが、
313系のロングシートよりも座面がフカフカで柔らかいので、
敢えて211系側に乗車するのも選択の1つだった。
新型車両315系の運用線区拡大に伴い、
SS編成が順次引退し、一部は三岐鉄道へと譲渡。
2024年12月9日に実施された、三岐鉄道譲渡に伴う回送(SS9編成+SS10編成)で
静岡地区での211系の3両編成は消滅となった。
偶然にも、当センター所属のSS9編成は、最後まで残ったSS編成となった。
プロトタイプでは、SS7編成が設定されているが、
以前乗車した車両がSS9編成だった為、入線と同時に改番。
乗車当時、ゆるキャン△ラッピング仕様として走行していた
313系3000番台 V10編成の付属編成だった。
今後の予定として、313系3000番台 V10編成との併結の為、
先頭車両の連結器をTNカプラーへ換装予定。
備考:SS7→SS9編成へ改番、白色LED室内灯組込、墨入れ加工、動力台車をトラクションタイヤ付に換装
各種インレタ貼り付け
・世田谷総合車輌センター
・東海車両前面表記インレタ2
・ドア表記インレタ(東海)
準備中
・乗務員扉表記
・先頭車両 TNカプラー換装