E3系0番台 R22編成「やまびこ・なすの」

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2002年(平成14年)~2005年(平成17年)にかけて、
輸送力増強、200系の置き換え車両として増備。

E6系新幹線による置き換え後、車歴が比較的新しかった
R18編成~R26編成は、改造等を経て新天地で活用された。
しかし、唯一R20編成のみ、改造や転用される事なく廃車となっている。

その中でも、R21編成、R22編成、R26編成は「こまち」ロゴを撤去し、
当初のこまちカラーでE5系の付属車両として運用に就いた。
なお、途中R26編成はR23編成と共に、E3系1000番台 L55編成への改造となり、
こまちカラーを最後まで残したのはR21編成、R22編成のみとなった。

新型コロナウイルスによる利用客減少の為、
2020年(令和2年)10月をもって運用離脱。
復帰も叶わず、2021年9月13日付でR21編成、
2021年11月25日付でR22編成が廃車となり、E3系0番台は消滅した。

幼少期から気に入っていた車両型式で、
現存する唯一のE3系0番台だっただけに、保存されなかったのは
本当に残念に思う。
まだ、E3系は保存車両が1両もないので、今後どうなるかが
非常に気がかりでもある。
(当然、費用も場所も関わるので、安易に出来る事ではないが…)

長らく、やまびこ・なすの運用となったE3系0番台は
導入出来ていなかったが、ようやく当センターにも入線。

新幹線総合車両センターで開催された有料イベント
「体験・体感!新幹線総合車両センター」にて
R22編成と対面した思い出として、R22編成として組成。

同社のE3系「92803」と比べ、一部パーツが改良されており、
先頭車両のライトユニットがツメで固定出来るようになり、
組み立て時にバラバラにならなくなったのが嬉しい改良点。

通電性を向上させた通電カプラーで、他形式との併結運転時も
協調性が改良されている。
しかし、通電カプラーの宿命でもある繋ぎにくいデメリットも受け継いでおり、
トレードオフと言ったところか。

なお、15号車のパンタカバーは、変わらずつばさ仕様となっており
形状が修正されていない。

プライベート、仕事でも運用を調べて何度も利用した車両でもあり、
当時の思い出に浸りながら、大切に運用していく所存。

近日中に、墨入れ加工を実施予定。

備考:白色LED室内灯組込、ヘッドライトのシールドビーム塗装

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