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200系H4編成
レアな2000番台先頭車200系H4編成。 200系2000番台は、嘗てラウンドノーズ車の0,1000,1500番台の200系しか存在しなかった東北新幹線のイメージアップを図る為、東海道・山陽新幹線で人気を博した100系の先頭部を模り新規製造されたシャークノーズ形状の先頭車です。 同じシャークノーズ車の200番台とは側面の座席表示器と裾部通風口の位置が異なり、新造車である2000番台は客用窓と同軸上に、改造車である200番台はズレた位置に配置されています。 また、222形は200番台より座席が1列分多く設置され、その分窓が1列多くなりパンタ下の客用扉がより車端側にオフセットされているのが特徴です。 2000番台先頭車は2組だけ製造され、H4編成はその1号機である221-2001,222-2001を先頭車とし、H5編成と共に最末期にはモノクラス12両の波動用編成を務めました。 模型はTOMIXの200系2000番台H編成最新製品。 両先頭車は200系200番台F編成製品の先頭部を切り継いで塗装しライト形状を修正しています。 晩年の16両編成の姿を基本形態としていますが、モノクラス12両に組み替えて運用することも可能です。 先頭車顔修正↓ https://muuseo.com/detelony/diaries/13
鉄道模型 Nゲージ TOMIXデテロニー
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E4系P19編成
E6系と併結した唯一のE4系。 上越新幹線専用車両となったE4系は嘗てE1系が纏っていた朱鷺ピンクの帯色へと塗装変更されました。 P19編成はその新塗装化の過渡期に塗装変更され、ごく標準的な新塗装車として約5年半程活躍していました。 そんな中、2019年10月26日に開催された第34回新幹線車両基地まつりにて、構内併結試運転イベントの走行車両にこのP19編成が抜擢され、E6系Z14編成との併結運転が実施されました。 飽くまで構内限定の試運転で、E6系側は17号車の非常用連結器を用いての併結でしたが、どちらも超ロングノーズで似たようなシルエットの車両なので、案外似合った組み合わせのように思えます。 模型はKATOのE4系新塗装。 3,5号車のパンタ車隣接側のケーブルヘッド周辺形状が地絡対策の為に形状変更された点を加工と塗装により再現しています。 また、1号車の先頭カプラーは、TOMIX E6系後期型のZ14編成と連結させる為、突起部分の側面に溝を彫りTNカプラーとの連結に対応させています。
鉄道模型 Nゲージ KATOデテロニー
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E3系R2編成
E3系量産車第一号0番台R2編成。 初代秋田新幹線車両「こまち」として開発されたE3系0番台は、1997年のデビュー当初は5両編成で運行され、翌年6両竣工車のR17編成が登場すると既存の編成もE328形を追加して6両編成に増車されました。 6両化された前期型は、5両編成時代のパンタカバーを残したまま増車した影響で、追加されたE328形には旧パンタカバーの対となるパンタカバーが設置された為、"パンタのないパンタカバー"が存在することが外観の大きな特徴となっています。 また、前期型は前面窓のワイパーが1本だけで、補助ワイパーが追加されて2本となった後期型とは異なります。 前期型は後期型よりも併結相手が豊富で、E2系やE5系の他に200系の原色やリニューアル車とも併結実績がある万能車両です。 模型は、KATOのE3系「こまち」製品をベースに、前面窓のワイパー削減、ジャンクの中間車より屋根板を切り出して12・13号車間と15・16号車間のケーブルヘッドの撤去加工を施し、13・14号車間にはTOMIX E3系のジャンクからパンタカバーパーツを塗装の上で移植して作製。 先頭カプラーは突起部分の側面に溝を彫りTNカプラーとの連結に対応させています。
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400系L4編成
400系新塗装化の第一段L4編成。 1999年に「つばさ」新型車両であるE3系1000番台が登場すると、それに合わせて400系も全編成が同様の塗装に変更されることとなり、中でもL4編成はその先駆けとして同年内に塗装変更を施工された唯一の車両となります。 塗装変更後もE4系や新旧の200系との併結運転が行われ、E3系2000番台が出揃う2010年までの約10年間この姿で活躍しました。 模型はTOMIXの400系新塗装。 先頭車前面部にある旧塗装用塗り分けパーティングラインを加工と塗装により修正しています。 また、15号車の429形はE3系用台車に交換してあります。 先頭車パーティングライン修正↓ https://muuseo.com/detelony/diaries/16
鉄道模型 Nゲージ TOMIXデテロニー
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100系K58編成
100系3000番台V9編成改め5000番台K58編成フレッシュグリーン塗装。 嘗て4連の2階建て車両が目を引いた「グランドひかり」ことV編成は、2000年頃より短編成化が行われ4両のP編成、6両のK編成へと改造されました。 短編成化により2階建て車両を廃したことで車掌室が無くなった為、K編成の4号車には車掌室を新設した126形3200番台を連結しています。 K58編成はV9編成の先頭車を引き継いで短編成化された車両で、2002年の竣工時点でフレッシュグリーン塗装を纏っており、2011年の廃車までその姿を維持しました。 因みにV9編成及びK58編成は、122形のノーズ下にある通風口が他の編成とは異なりスカート寄りに配置されています。 模型は、KATOの100系「グランドひかり」製品をベースに、4号車の126-3208を作製し、全車両に塗装を施して組成。 4号車のパンタグラフは撤去し、6号車に移設しています。 また、2,4,6号車のパンタカバーは、エラーで山側にも空いているEGS確認穴をパテで埋めて適正化しています。 その他、検電アンテナをTOMIXのグレー色タイプに、ライト基板をTOMIXのヘッド/テールライト兼用LED基板に交換してあります。
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200系K25編成
言わずと知れた悲運の名車200系1500番台K25編成リニューアル車。 2本目のリニューアル車として早期に登場し、E3系「こまち」との併結記録がある数少ないリニューアル編成です。 2004年10月23日に発生した新潟県中越地震により営業運転中に脱線、自身は重度の破損により廃車となったものの死者・負傷者は1人も出さなかった奇跡の車両です。 筆者が幼少の頃によく見ていた鉄道ビデオにリニューアル車が登場するのですが、その映像にはE3系「こまち」との併結運転の様子が収められていました。 当時はヘンな色の200系という認識でしかいませんでしたが、その併結シーンが非常に珍しいものであったことを後年になってから知り、それを機にリニューアル車、延いては200系全体について興味を持つようになったのです。 そしてその車両がまさかあの震災の被災車両であるK25編成であったというのには驚きました。 震災当時はまだ年少で内容を完全に理解していた訳ではありませんが、脱線損傷しながらも乗員乗客全員の命を守り抜いたにも拘らず、マスメディアからはまるで「安全神話崩壊の主犯」であるかのように報じられていたことは記憶にあり、幼心ながら大変不憫に思ったものです。 私はこの尊き英雄を称え、いつかこの車両を模型で手にすることを心に決めたのでした。 模型は、TOMIXの200系K編成リニューアル車最新製品をベースに、7号車の225-482作製により組成。 7,9号車の屋根板は0番台登場時のものに交換し、特高圧線とガイシを追加してあります。 その他、雪切り室の削減、9号車の屋根端にパンタカバー撤去台座の再現を行っています。 また、デフォルト装備の4灯プリズムには改良加工を施しています。 プリズム改良加工↓ https://muuseo.com/detelony/diaries/7 作製過程↓ https://muuseo.com/detelony/diaries/10 https://muuseo.com/detelony/diaries/11 https://muuseo.com/detelony/diaries/12
鉄道模型 Nゲージ TOMIXデテロニー
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200系H5編成
東北新幹線の嘗ての花形車両200系H編成。 H編成は6編成全てが100系顔のシャークノーズ車を先頭車とし、ピンストライプの緑帯を纏い、ダブルデッカー車を2両連結、東北新幹線歴代唯一の16両貫通編成であり当時の速達「やまびこ」に優先充当されるなど、東北新幹線のフラグシップとして活躍しました。 H5編成は200系200番台のトップナンバーである221-201,222-201を先頭車とし、H4編成と共に最末期にはモノクラス12両の波動用編成を務めた車両です。 模型は、TOMIXの200系2000番台H編成最新製品をベースに、両先頭車をピンストライプ化した200系200番台F編成製品のものに差し替えて作製。 16号車222-201の屋根端は中間車屋根板のガイシ台座をおゆまるコピーしたものを移植して0番台形状化しています。 晩年の16両編成の姿を基本形態としていますが、モノクラス12両に組み替えて運用することも可能です。 先頭車ピンストライプ化↓ https://muuseo.com/detelony/diaries/8
鉄道模型 Nゲージ TOMIXデテロニー
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200系F80編成
200系唯一の北陸対応編成。 F80編成は1998年2月開催の長野オリンピックの臨時輸送用にF17編成から改造された北陸対応編成で、関連機器搭載による先頭車の重量増加対策として、先頭車座席をE2系に使用される軽量タイプに換装、スノープラウを鉄製からアルミ製に交換、12号車のパンタグラフを8号車に移設などの措置が取られました。 外観としては、上記改造によるパンタグラフの配置違い、後年の200系の前頭カバーがボディと同色のものが主流となる中で最後まで黄ばんだものを装着していたことが同車の特徴です。 模型は、TOMIXの200系1500番台F編成製品をベースに、12号車のパンタグラフを撤去し、8号車の屋根板を他製品で余剰となっていたパンタグラフ付きの屋根板に交換して作製。 ライトプリズムは4灯化されたものに交換し、プリズム改良加工を施しています。 プリズム改良加工↓ https://muuseo.com/detelony/diaries/7
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E2系J7編成
「はやて」登場前の赤帯8両時代のE2系J編成。 J編成と言えばピンク帯10両でりんごマークを掲げて東北新幹線を走っているイメージが強いですが、登場当初はN編成と同じく赤帯8両でそよ風マークを装い北陸新幹線の「あさま」運用にも入るなど、自動分割併合装置を備えていること以外はN編成と殆ど差異がありませんでした。 流線形の優れたデザインに、最高速度275km/h(設計上は315km/h)で耐寒・耐雪設備を備え、北陸新幹線の急勾配と周波数切り替えにも対応、それに加えて併結機能まで揃えているというE2系は、筆者の最も好きな車両の一つでもあります。 模型は、KATOのE2系「あさま」製品をベースに、ジャンクの「はやて」製品のオープンノーズカプラーをE224形に移植して作製。 動力車はFWモーターのものに交換してあります。 編成表記は元のN13編成のままなので、N13編成としても活躍可能です。
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200系K24編成
K編成化された200系1500番台の内、原色のまま一番最後まで残ったのがこのK24編成です。 K24編成は先頭車が1500番台、中間車が全て1000番台で組成され、7号車もメジャーな225形490番台でありK20番台の中でも比較的整った編成となっています。 K20番台はK40番台と異なり、3号車が225-1400ではなく225-0・1000であり、パンタカバー撤去台座が5号車ではなく9号車にあるのが特徴です。 模型は、TOMIXの200系1500番台F編成製品をベースに、222-1500の先頭連結器搭載改造を行い、K47編成リバイバルカラーの増結セットを組み合わせて組成。 ライトプリズムは4灯化されたものに交換し、プリズム改良加工を施しています。 その他、9号車の屋根端にパンタカバー撤去台座の再現を行っています。 プリズム改良加工↓ https://muuseo.com/detelony/diaries/7
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N700系G3編成
N700AことN700系1000番台の第3編成。 G3編成はN700Aの営業開始日2013年2月8日に一番列車を務めた編成の一つです。 N700系のマイナーチェンジとして数多くの細かな改良を加えられたN700Aは、外観としてはライトの点灯面拡大、青帯先端部の延長、そして大きな"A"を模ったロゴマークへの変更が見られます。 模型はKATOのN700A。 連結部を加工して全周幌カプラー化しています。
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N700S系J3編成
「のぞみ」最新型車両N700Sの第3編成。 J3編成はJ1編成と共に、2020年7月1日のN700S営業デビュー一番列車に充当された車両です。 N700SはN700系の系譜ではありますが完全新形式の別車両という位置付けとなっています。 模型はKATOのN700S0番台。 連結部を加工して全周幌カプラー化しています。
鉄道模型 Nゲージ KATOデテロニー
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E4系P81編成
E4系の北陸対応編成の一つ。 最終増備車であるP81,82編成の2車は、北陸新幹線の長野駅までの入線を考慮し、電源周波数切り替え対応装置が組み込まれています。 その為、5,6号車間のケーブルヘッド回りが他編成とは異なる独特な形状となっています。 ただし、長野駅への入線は飽くまで非常用とされ、落成した年には「Maxあさま」の運転が廃止されたので、残念ながら営業で入線したことはありませんでした。 模型は、KATOのE4系旧塗装旧製品をベースに、ASSYパーツを使用して5,6号車の特殊なケーブルヘッド形状を再現して作製。 筆者が小学生の頃に購入したセットを基に作製したので、かなり年季が入っています…。
鉄道模型 Nゲージ KATOデテロニー
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E5系U2編成
国内最速の320km/h運転を誇るE5系の量産車トップナンバー。 初期車両U2〜5編成はパンタグラフ基部の構造が他編成と異なっており、検電アンテナの横に出っ張りが存在します。 KATOのE5系はU2編成がプロトタイプなので出っ張りがあり、TOMIXのE5系は出っ張りなしのタイプとなっています。 模型は、TOMIXのE5系初期製品をベースに、パンタグラフ基部をKATOのものに交換して作製。 また、ライトの視認性改善加工を施してあります。 ライト改善加工↓ https://muuseo.com/detelony/diaries/5
鉄道模型 Nゲージ TOMIXデテロニー
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200系K31編成
山形・秋田新幹線車両との併結運転用に組成された200系K編成の内、原色で一番最後まで残ったのがこのK31編成です。 K31編成は先頭車が0番台で、7号車には少数派の225形460番台を連結しているのが特徴です。 400系の新旧塗装、E3系「こまち」や1000番台「つばさ」との併結実績があり、単体でもE1系の新旧塗装、E2系の赤帯・ピンク帯、E4系などなど、数多くの形式と共演を果たしてきたエースランナーでもあります。 模型は、TOMIXの200系E編成最新製品をベースに、222-0の先頭連結器搭載改造や、225-400と237-0を種車とした7号車の225-462作製により組成。 5〜7号車の屋根板は1000番台のものに交換し、他号車の0番台屋根板には特高圧線とガイシを追加してあります。 その他、1,9号車にJRマークの追加、9号車の屋根端にパンタカバー撤去台座の再現を行っています。 また、デフォルト装備の4灯プリズムには改良加工を施しています。 プリズム改良加工↓ https://muuseo.com/detelony/diaries/7
鉄道模型 Nゲージ TOMIXデテロニー