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E4系P19編成
E6系と併結した唯一のE4系。 上越新幹線専用車両となったE4系は嘗てE1系が纏っていた朱鷺ピンクの帯色へと塗装変更されました。 P19編成はその新塗装化の過渡期に塗装変更され、ごく標準的な新塗装車として約5年半程活躍していました。 そんな中、2019年10月26日に開催された第34回新幹線車両基地まつりにて、構内併結試運転イベントの走行車両にこのP19編成が抜擢され、E6系Z14編成との併結運転が実施されました。 飽くまで構内限定の試運転で、E6系側は17号車の非常用連結器を用いての併結でしたが、どちらも超ロングノーズで似たようなシルエットの車両なので、案外似合った組み合わせのように思えます。 模型はKATOのE4系新塗装。 3,5号車のパンタ車隣接側のケーブルヘッド周辺形状が地絡対策の為に形状変更された点を加工と塗装により再現しています。 また、1号車の先頭カプラーは、TOMIX E6系後期型のZ14編成と連結させる為、突起部分の側面に溝を彫りTNカプラーとの連結に対応させています。
鉄道模型 Nゲージ KATOデテロニー
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E3系R2編成
E3系量産車第一号0番台R2編成。 初代秋田新幹線車両「こまち」として開発されたE3系0番台は、1997年のデビュー当初は5両編成で運行され、翌年6両竣工車のR17編成が登場すると既存の編成もE328形を追加して6両編成に増車されました。 6両化された前期型は、5両編成時代のパンタカバーを残したまま増車した影響で、追加されたE328形には旧パンタカバーの対となるパンタカバーが設置された為、"パンタのないパンタカバー"が存在することが外観の大きな特徴となっています。 また、前期型は前面窓のワイパーが1本だけで、補助ワイパーが追加されて2本となった後期型とは異なります。 前期型は後期型よりも併結相手が豊富で、E2系やE5系の他に200系の原色やリニューアル車とも併結実績がある万能車両です。 模型は、KATOのE3系「こまち」製品をベースに、前面窓のワイパー削減、ジャンクの中間車より屋根板を切り出して12・13号車間と15・16号車間のケーブルヘッドの撤去加工を施し、13・14号車間にはTOMIX E3系のジャンクからパンタカバーパーツを塗装の上で移植して作製。 先頭カプラーは突起部分の側面に溝を彫りTNカプラーとの連結に対応させています。
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100系K58編成
100系3000番台V9編成改め5000番台K58編成フレッシュグリーン塗装。 嘗て4連の2階建て車両が目を引いた「グランドひかり」ことV編成は、2000年頃より短編成化が行われ4両のP編成、6両のK編成へと改造されました。 短編成化により2階建て車両を廃したことで車掌室が無くなった為、K編成の4号車には車掌室を新設した126形3200番台を連結しています。 K58編成はV9編成の先頭車を引き継いで短編成化された車両で、2002年の竣工時点でフレッシュグリーン塗装を纏っており、2011年の廃車までその姿を維持しました。 因みにV9編成及びK58編成は、122形のノーズ下にある通風口が他の編成とは異なりスカート寄りに配置されています。 模型は、KATOの100系「グランドひかり」製品をベースに、4号車の126-3208を作製し、全車両に塗装を施して組成。 4号車のパンタグラフは撤去し、6号車に移設しています。 また、2,4,6号車のパンタカバーは、エラーで山側にも空いているEGS確認穴をパテで埋めて適正化しています。 その他、検電アンテナをTOMIXのグレー色タイプに、ライト基板をTOMIXのヘッド/テールライト兼用LED基板に交換してあります。
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E2系J7編成
「はやて」登場前の赤帯8両時代のE2系J編成。 J編成と言えばピンク帯10両でりんごマークを掲げて東北新幹線を走っているイメージが強いですが、登場当初はN編成と同じく赤帯8両でそよ風マークを装い北陸新幹線の「あさま」運用にも入るなど、自動分割併合装置を備えていること以外はN編成と殆ど差異がありませんでした。 流線形の優れたデザインに、最高速度275km/h(設計上は315km/h)で耐寒・耐雪設備を備え、北陸新幹線の急勾配と周波数切り替えにも対応、それに加えて併結機能まで揃えているというE2系は、筆者の最も好きな車両の一つでもあります。 模型は、KATOのE2系「あさま」製品をベースに、ジャンクの「はやて」製品のオープンノーズカプラーをE224形に移植して作製。 動力車はFWモーターのものに交換してあります。 編成表記は元のN13編成のままなので、N13編成としても活躍可能です。
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N700系G3編成
N700AことN700系1000番台の第3編成。 G3編成はN700Aの営業開始日2013年2月8日に一番列車を務めた編成の一つです。 N700系のマイナーチェンジとして数多くの細かな改良を加えられたN700Aは、外観としてはライトの点灯面拡大、青帯先端部の延長、そして大きな"A"を模ったロゴマークへの変更が見られます。 模型はKATOのN700A。 連結部を加工して全周幌カプラー化しています。
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N700S系J3編成
「のぞみ」最新型車両N700Sの第3編成。 J3編成はJ1編成と共に、2020年7月1日のN700S営業デビュー一番列車に充当された車両です。 N700SはN700系の系譜ではありますが完全新形式の別車両という位置付けとなっています。 模型はKATOのN700S0番台。 連結部を加工して全周幌カプラー化しています。
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E4系P81編成
E4系の北陸対応編成の一つ。 最終増備車であるP81,82編成の2車は、北陸新幹線の長野駅までの入線を考慮し、電源周波数切り替え対応装置が組み込まれています。 その為、5,6号車間のケーブルヘッド回りが他編成とは異なる独特な形状となっています。 ただし、長野駅への入線は飽くまで非常用とされ、落成した年には「Maxあさま」の運転が廃止されたので、残念ながら営業で入線したことはありませんでした。 模型は、KATOのE4系旧塗装旧製品をベースに、ASSYパーツを使用して5,6号車の特殊なケーブルヘッド形状を再現して作製。 筆者が小学生の頃に購入したセットを基に作製したので、かなり年季が入っています…。
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